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Paul McCartney The Lyrics まとめ

Paul McCartneyの自伝的自曲解説本「The Lyrics」📖

発売まで約1ヶ月に迫り、発売・イベント情報が豊富に揃ってきたのでまとめ。

※情報随時アップデートします(10/24更新)

基本情報

タイトル:Paul McCartney The Lyrics

発売日:2021年11月2日

概要:ポールが少年時代(1952年)から今日までの作品の思い出や製作背景を、豊富な未公開資料とともに語る、自伝的詞集。ピューリツァー賞受賞詩人ポール・マルデューン編纂。キャリア全体から154曲をピックアップした大ボリュームの2冊組。

収録曲:154曲をABC順で収録

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お値段:英語本=1万円ちょっと、英語Kindle=7000円くらい

日本語版の発売は未公表

あとサイン入り本が175冊限定で英米の本屋で発売されるようです!が、お値段未公表。


イベント情報

① The Lyrics: PaulMcCartney in Conversation

11月5日、ロンドンSouthbank Centerで、ポールがThe Lyricsを語るイベントを実施。入場券は一般発売当日sold outになりましたが、ストリーミングチケットをSouthbank CenterのHPで販売中。イベントから1週間後追い視聴もできるのでオススメです📺


② Paul McCartney The Lyrics展

ロンドンThe British Libraryで発売記念展示会を開催。

11月5日〜2022年3月13日まで。入場無料。

未公開の歌詞メモや写真が展示される予定。チャンスがあるなら必見❣️


メディア情報

トレイラーなどオフィシャルメディアの紹介。

予告PV

The British Lybraryでの対談トレイラー(Rocky Racoonを語る)

【10月20日更新】

10月17日の英新聞SUNDAY TIMESにThe Lyricsの日曜版が付属。WebページにもThe Lyricsからの抜粋記事が10月17日から3日間に渡り掲載されています。



The Timeの購読登録が必要ですが、初月無料(解約はカスタマーサービス依頼必要なので注意!!!自己責任で😅)。The Lyricsに掲載される内容、写真も満載で、発売を待てない!って方におすすめです。


【10月24日更新】

10月26日から、BBC4でThe Lyricsの音声版「Paul McCartney: Inside the Songs」を公開。全10曲を語るポールの生声が、ポッドキャストでも入手可能になります。



Spotifyの The Lyrics収録曲プレイリスト


収録作品分析

The Lyrics 収録154作品の内訳を多角度から見てみました。

キャリア別にみると、こんな感じ。

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ビートルズ作品が半分弱を占めてます。特に、ポールの作曲能力が上がる中期Revolver以降の作品はほぼ収録。ジョン割合が多いはずの共作も数曲入っててエピソードが楽しみ。

ウイングス時代は代表アルバムBand On The Runを中心に各アルバムから収録。

ソロキャリアも、McCartneyからMcCartneyIIIまで、全アルバム1曲以上、各時代満遍なく収録されていてバランスGOOD。

それ以外も、デビュー前の作品、The Firemanプロジェクト、クラシックプロジェクト、メリーホプキンやバッドフィンガーへの提供曲、そしてビートルズ時代の未発表作品など、今日までの人生のすべてを包括するような収録内容になってます。

興味深いのが、本作収録曲とライブ演奏曲の比較。

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White Album、Band On The Runといったビートルズ・ウイングス時代の作品は、ライブで演奏されるメジャー曲に加えてエピソードありげな秀作がThe Lyricsに収録されています。

一方近年のソロアルバム、Memory Almost FullやEgypt Stationは、ライブ演奏曲と本作収録作品が全く重複していない!作品を仕上げる時点で、ライブをターゲットにした曲と詞や中身を重視した曲が分かれてるのかな?と妄想。

きっと答えは、本作品の中に✨

これまでにも、曲にまつわる話まつわらない話、たくさんのことを語ってきたポールさんですが、本書ではどんな新たなエピソードが語られているのか⁉️

154曲の作品を通して語られる79年の人生、めちゃくちゃ楽しみですっ😆💖


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