1/7-12 タイ旅行記

長いです。

1/7(日)
0時過ぎの飛行機で日本を発つ。離陸が30分ほど遅れ、ここ最近日付が変わる前には寝ている私はもう眠い。離陸の瞬間にはもう寝ていた。そこから約7時間、機内食をすべてスルーして本気のガン寝。眠かったのもそうだし、機内が乾燥しすぎて目が開かなかったのもある。そろそろ着陸しそうな雰囲気を感じ、これはそろそろ起きようかなと目を開けると夫が機内備え付けのパネルで2048をやっていた。懐かしい!私もやってみるがなかなかクリアできず、着陸までがっつりハマる。

タイのスワンナプール国際空港に到着。寝たおかげなのかただのハイなのかなぜか元気。「Sightseeing」と言う準備をしていたのに、まさかの会話なしだった入国審査を突破し、無事入国。バンコクのホテルに荷物を預けてすぐに動き出し、チャトゥチャックのウィークエンドマーケットへ。

ごちゃっとしていた
こういうの興奮します
日本では見ない色合い

この日は36℃近く。暑いけど湿気がないので日本の夏と比べると全然体が楽。とはいえずっと日光に当たり続けるのもつらいので近くのショッピングモールに避難しショッピングとお昼ご飯。爆裂かわいいワンピースを購入するものの、バーツが足りず半泣きになっていたらお店の人がディスカウントしてくれた。マジですみません。
あとショッピングモールの中に中古品屋さんがあったのだが、まあ日本のアニメのフィギュアやらカードゲームやらの多いこと!日本産コンテンツのすごさを思い知る。

お花や果物が積まれたフィギュア的なもの、かわいい
「Thai Omelet with Garlic Chicken」とのこと、この美味しさが忘れられない

さすがに疲れてきたので市場を出てホテルにチェックイン。数時間昼寝し、再度街に繰り出してバンコク市内のショッピングモールへ。バンコクには日本の田舎のイオンモール規模のショッピングモールがいくつもある。私たちのお目当てはショッピングモール内のフードコート!これが屋台ではやや衛生面が心配、しかし本場のタイ料理が食べたいひよっこ観光客な我々にはぴったりなのだった。
そしてタイはご飯が本当に安い。激うまカオマンガイとカオニャオマムアン(マンゴーともち米のデザート)を2つ食べて500円もしない。信じがたい。

人生で一番美味しかったカオマンガイ


食べまくり、お腹いっぱいになってホテルに帰り就寝。

1/8(月)
バンコク滞在Day2。ホテルの朝ごはんが激うま。
バンコクを丸一日満喫できるのは今日しかないので、とにかく動く。まずはワットポー(寺院)へ。

タイル装飾好きすぎ
猫がシュッとしていた

ワットポーや周辺散歩を満喫し、ノープランな我々はチャオプラヤ川の船に乗ってみることに。1時間の周遊でかなり遠くの水上マーケットまで見せてくれて面白かったのだが、まあ揺れに揺れて大変だった(この後夜まで地味に船酔いを引きずる)。

胃がもたれている私と対照的に夫は大変元気で、プーパッポンカレーを食べたいということで有名なソンブーン・シーフードへ行く。

おいしかったのに半分も食べれなくて涙

この時点で18時ぐらい。21時過ぎにもう一軒予約していたので、飛び込みでマッサージ店に入ることに。正直なところ私は異国でしかも夜にマッサージ店に入ることに大変ビビっていたのだが、ノリノリの夫の手前そうも言えず。気乗りしないまま入店したのだが、結果、これが本当によかった!!!!!2時間なんと2,000円ほどで施術してくれるのだが、最初の15分程度で一日中もたれていた胃がぎゅるると動き始めたのだった。すごくない?お姉さんがアクロバティックな体制でゴリゴリとやってくれて、過去マッサージ史上最高に気持ちよかった。ちなみに薄暗い店内ではジブリ曲のオルゴールアレンジが流れていて、目を閉じるとここがどこの国だか分からなくなった。

我々の計算上は21時過ぎの予約に間に合う予定だったのだが、マッサージ店のお姉さんの丁寧な施術のおかげで気づけば予約時間まであと5分。まずい!夜のバンコクをダッシュする我々。気合でなんとか5分の遅れで到着。夫が行きたがっていたルーフトップバーへ。チルな雰囲気の中汗だくの我々。バンコクの夜景を眺めつつお酒を楽しんだ。

バチェラーで見るやつだ


1/9(火)
バンコクを発つ日。ホテルの激うま朝食を堪能する。マリオット系列のホテルだったのだが、あまりにパンが美味しくて己の胃の小ささを久々に心底恨んだ。いつもはそれほどパンを好んで食べない夫も大感動していた。だよね。東京のマリオットホテルもこんなに朝食おいしいのかな、帰ったら絶対行きたいよねと話す。

全うま

昼過ぎの飛行機でバンコクを発ち、プーケット到着!バンコクに比べると少し湿度がある。旅行会社の車でホテルまで運んでもらう。大きな道路は道の広さや、ロードサイドにたまに大きなショッピングモールが現れる感じに日本の地方みを感じる。でも繁華街が近くなってくると大麻販売店が増える。

1時間ほど車に揺られ、待ちに待ったホテル到着。今回の旅ではバンコクはシティホテルのちょっといいやつ、プーケットではホテルに全力という感じにしたのでした。プールはあるわ、部屋はオーシャンビューだわで最高。

チル〜

夜はホテル内レストランでご飯。いいホテルのいいレストランにもかかわらず、お腹いっぱい食べて飲んで二人で6,000円ぐらい。タイの食事の安さには驚かされる。

1/10(水)
夫が寝ているのを起こさないようにそっと起き上がり、ひとりでオーシャンビューのベランダで朝から読書。最高。これがやりたかった。
1時間ほど遅れて夫も起きてきたのでホテルの朝食(バンコクのマリオットホテルには敵わないもののこちらも全然おいしい)を食べ、近くのビーチへ。

この風景を見つつ携帯を開くと1月と表示されていて、脳がバグる

久々に海に入ったところ、浅瀬にもかかわらず波に飲まれそうになりパニック。プーケットの荒波は容赦ない。そして海岸でココナッツジュースを飲み、ハエにたかられて萎え。ひよっこ観光客はおとなしくホテルに帰ることに。

しばしプールでチル。暑くなったらプールに入り、ちょっと冷えたなと思ったらプールサイドで飲酒。プールにいる大人たちはみんな水着でくつろいでいて、我々も水着のままゴロゴロする。日本にいると他人の目を気にするし、変質者もいそうだしで絶対にこんな格好でいられないのに、なんで海外だとこんなに気にせずにいられるのだろう。

こんなことしてバチが当たるのではと思った

夕方買い物に出かけ、夜はホテル周辺で催されているお祭りへ。ここに出演していた地元スリーピースバンドの風貌が00年代邦ロックバンドすぎた。しかしそんな風貌とは裏腹にOld MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)をにこやかに歌っていた。各国の子供大ウケ。


1/11(木)
朝7時にホテルを出てピピ島ツアーへ。スピードボートに乗って向かう。ピピ島では日本人イケカップルとギャルたちが写真撮影に勤しむ中、写真には目もくれず泳ぎまくる我々。隙あらばシュノーケリング。楽しすぎる。タイに来るまでは「水着~?使うかわかんないけどまあ一応持ってく~?」とか言ってたの誰?

海きれいすぎ
タイのビールは水みたいでおいしい
ショルダーバッグもポーズもダサいですが、初日に買っためちゃカワワンピースを自慢します

あと夫のサングラス姿がじぐざぐ(芸人)のジャンプすぎて見るたびに笑っていた。



1/12(金)
チェックアウト。このホテルが好きすぎて寂しい。あと一週間ぐらいいたかった。私たちのどうしようもない英語を聞き取ろうとしてくれたスタッフの皆様、どうもありがとうございました。

チェックアウトしてプーケットのオールドタウンへ。カラフルな建物が並ぶ映えタウンで、服飾雑貨やカフェがたくさんあり私は大変楽しかった。暑い中連れ回した夫、ごめん。

時間がなかったので1時間ほどで見終えて空港へタクシーで向かう。空港への道が大渋滞。タイの道路では荷台に人をたくさん載せたトラックをよく見かけるが、一応違法とのこと(タイの警察は渋滞を捌くことに忙しく、そういう取り締まりをする暇がないらしい)。タイっぽさを目に焼き付けて空港に向かう。いよいよ帰国です。

〜タイで思ったことなど〜
・ヤードム(嗅ぎ薬)にどハマり。リップクリームのような形状で、香りも強めメンソレータムという感じ。これが乗り物酔いや頭痛、なんかモヤモヤした感じに効くのだ。夫も気に入って大量購入していて、税関で密輸と間違えられないか心配になった。会社のデスクで堂々と吸う勇気はないので、トイレでこそこそとヤードムを吸っているとなんともいえない背徳感がある。

・夫が知らない食べ物をどんどん食べていてすごかった。「それ何食べてるの?」「分かんない」が頻繁に発生し、分かんないものを食べれるのかこの人は!と驚いたと同時に、その無防備さに憧れた。私は食に対してかなり保守的なんだな。

・日本はすべてが細分化されていて、それがありがたくもありやや過剰なのではとも思った。

・辛いものとパクチーが苦手なので、タイのご飯に早々に飽きるのでは…と思っていたが、まったくの杞憂だった。辛くない食べ物もぜんぜんあったし、食べたご飯のせいかパクチーにはあまり出会わなかった。カオマンガイは丸鶏を炊いているからか肉がほろほろで感激したし、肉炒めと卵とご飯みたいななんでもないものも本当に美味しかった。帰国してからタイ米が恋しすぎて無印良品で買った。

・英語できるようになりたい!!!

以上です。お付き合いありがとうございました。

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