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no.29 1分で考える抽象化、コミュニティへの転用7「100日後に死ぬワニ」

「100日後に死ぬワニ」

この記事は大ヒットした書籍、前田裕二さん著「メモの魔力」から学び、

ファクトをもとに抽象化し、自らのアイディアに転用していきます。

ファッションバイヤーMBさんのオンラインサロンである「MBラボ」に所属している私は、あらゆる事象からコミュニティに転用し、応用できるアイディアを作り、実践します。


最近ずっと気になっています。

きくちゆうきさんの「100日後に死ぬワニ」


タイトルに反した圧倒的な日常感。これがとにかくゆるい。

定期的に配信される4コマ漫画のタイトルで完全に結末がわかってしまうというストーリー。100日後には主人公であるワニが死ぬという宣言がされているにも関わらず、一切死を感じさせないような当たり前の生活。

今の所、一話完結のストーリーはオチも何もないような日も多く、平和で誰にでも経験があったであろうシチュエーション。

そして非常に人間臭い、とにかく心優しいワニ。しかし、タイトルのせいで常に死がチラついてくる。。未来への落差と不安。

「君たちにも死は身近な存在で、その日常は当たり前じゃないぞ」

100日後、ワニからそんなセリフが聞こえてくるような怖さと、暖かさ。

気になりすぎる、オススメです。


■ファクト

バッドエンドが宣言されているストーリー

■抽象化

当たり前の日常から死への落差。このギャップが大きいほど、心が揺さぶられる。

■コミュニティへの転用

誰かを応援するスレッド。100個の一言ストーリーを作る。

例えば、新店オープンに向けて走り回っているメンバーを応援するために、

タイトル(ゴール)を「○○くんの新店オープン初日、大成功」などとして、

「○○くんの新店オープン初日、大成功」まで1日目、2日目とコメントを重ねていく。誰でもコメントができて、大喜利感覚で楽しんでもらう。作り話でもいい、紆余曲折、日常を切り取る。

10日目 物件探しに奮闘中、道中で美味しいラーメン屋を見つけた。

40日目 雨の中ひたすら物件探し、ツイッターに応援メッセージが届いた。

70日目 最高の物件が見つかる。オープンが見えてきた!

など、目的は応援コメントを100個生むことで、多くの方がスレッドに参加する事が望ましい。

ルールはハッピーエンドであること。




大学生の頃はTSUTAYAのレンタル部門でバイトをしていた。当時はコミックのレンタルは無かったので、DVDやブルーレイ。ひそかに憧れていた7個上の女性の先輩がいて、先輩が辞めてしまう時には勇気を出してデートに誘った。

池袋東口で待ち合わせ、お店は先輩が探してくれたというオシャレな夜景が見えるカフェダイニング的な雰囲気で、食べた物や会話は全く覚えていないが、ボーダーのタイトなミニスカートを直す仕草だけは鮮明に覚えている。パンツが見えそうだったのだ。

二軒目に移動し、西口風俗街、ピンサロの前で先輩を待たせて怒られた事も覚えている。そこは偶然にも初めて入った風俗のお店だった。3回転だ。回転数も覚えている。何なら3人目の女の子、僕と同じくらいの立派な体格だった。素敵な笑顔は脳裏にまで焼き付いている。

先輩とのデートは失敗、家に帰り、その日は夜中までももクロのYOUTUBE映像を見て寝た。覚えているも何も、当時は大体ももクロ見てから寝てた。覚えている。それが当時の日常だ。


僕はあと何日後に死ぬのだろうか。

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