カラダだけは飽きちゃった?なんて。


目指せ毎日更新!と意気込みながら、またも日付が変わる30分前にこうしてまた指を走らせる。

26歳になっても、相変わらず計画性のかけらもない。少し前まではどうにか矯正しようと試みていた部分はあったけれど、もういっそのこと受け容れたほうがラクなのではないか、私の個性の一つなのではないかとも思い、半ば諦めている。

ニートとはいうものの、死ぬほど暇を弄ぶ日は意外にも少なく、今日もそうだが、四時間ほどの仮眠のような睡眠を経て、十時間以上なんやかんなと予定をこなしている日も少なくない。

こう書くと、実はめちゃくちゃ仕込んでいる人みたいに思う方もいるかもしれない。しかし、断言しよう。ただただ、生きるのが下手くそなだけなのだ。

計画性がないという個性以外にも、私は一度外へ足を運んでしまうと、家へ辿り着けないといった個性もある。

別に毎回の帰路の中、ダンジョンが現れるなどではないが、次から次へと、「あ、これやっておこ」「あそこへ行けるじゃん」とまるでゲームの選択肢のような思考が浮かび(あれ?このことがダンジョン?)、その一つ一つが繋がっていき、気がつけばこうして急いで今日のnoteを書くに至るわけだ。

幸いにも、ネッコたちがいることにより、家賃を支払っている理由を得ているけれど、本当の本当の意味で独り身だったら果たして私は毎晩どこにいるのだろうか。想像もつかない。

思えば、人生初の完全なる一人暮らしを始め、早一年以上が経った。

あんなにも私を殺しにかかってきていた寂しさは薄れ、自分が想像以上に一人の時間が好きなのだと気づき、寂しさが息を潜める時間が増えた。

それは自立を表していると同時に、人間として何か大切なものを失った。のかもしれない。

昔はよくしていた一目惚れもしない。似たような感情を抱いても、三日も経てば記憶の彼方にいってしまう。守るべき対象があるからか、あまり恋愛恋愛していないのかもしれないが、一応20代女性としていかがなものか。

いつぶりかにあまりにも清潔すぎて、シワひとつない白いシーツに身を浮かべさせたい。お互いに心の内を知らぬまま、体温だけを交わし合いたい。

そんなことをボケーっと思いつつ、いや、憶い出しつつ、私は今晩も平和に猫を撫で寝るのだった。


2021年9月29日 総裁選でした。


ご飯かお酒か、猫たちの何かを買います!