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No.75 歌の表現~ベルティング

2024年 ショービジネスに生きて54年目に入った。
正確に言うと55年目だけど細かいことはどうでもいい。
3月9日は
Clubehousedeの配信カンツォーネに特化した内容です。
カンツォーネにもいろいろある。
張る曲/ぼそぼそ歌う曲/楽しい曲・・・・

まず歌の構成=歌い方なのである。

FB記事にこの配信のお知らせを書くとタグもつけていないのに
あるいは偶然かもしれないけどイタリアに関係するボイトレサイトから
「こちらのセミナー受けましょう」とリンクに導線が貼られる。
余計なお世話だ。
導線を貼った人は自身で歌えない人だけど組織の長であり広報である。
私にとってはベルティング発声はすでに出来てショーで歌っていたし
出し続けるものではない。
一種の表現方法なのだから個々ぞという時に使う。
たまたま組織がイタリア系なので私を引き入れるべく飛びついたのかも知れない。そこは莫大な費用を要求される。
「いまさら何言うてんねん」という我心の叫び。
その気はない。費用はもちろんのこと時間も自分の仕事のために使う。

ベルティングボイスに関してなんだけど
このベルティングボイスの発声のウンチクを考えたひとがJ.Eさん。
J.E.さんの弟子の弟子がこの導線を貼った人なのだ。
つまりJ.Eさんにはそのひとは あったことがない。

J.E.さんが劇団四季にベルト発声を教えに来た時 私の舞台を見に来てくれて
「あなたはどこであの声の出し方を教わったの」と聞いた。
「特に誰にも」と答えた。
「それは凄い!独力でHi.Gまで地声で響かせることが出来るなんて!
それはベルティングボイスといって私が日本に今、教えに来てるのよ。
あなたも時間みつけて私のレッスンにいらっしゃい」と言われたが
私は時間がとれずついに受けることはなかった。

後日NYに渡りJ.E.に会ったのだが、レッスン受講の時間はとれず
それっきりとなった。

当時ベルティングという言葉は世の中にいまほど浸透しておらず
クラッシックのベルカントと間違えるボイトレも居たくらいだった。

ベルティングという発声法はヨーデルと同じで喉を潰す。
歌の表現方法はこれだけではない。
もっとたくさんある。
続きはそのうち課金して書いてみよう。

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