「ラッパと娘」のボーカル譜面を２日掛かりで作成しました。
本気で自分も歌ってみたかったからです。
元譜がなく・・いやダウンロード販売しているサイトもありますがそれでは満足出来なくて結局自分でゼロから作成しました。
テレビのオンステージでの曲を聞いていると福来スズ子はところどころ今風な歌い方をしていて興味深かったです。

笠置シズ子さんの音源は残された音源の音質が良くなくて残念でした。
エンディングのスキャットは管が被っていて聞こえにくかったですがバンドとボーカルがtutti(楽器とvocalが同じフレーズ同じ音で演奏される）していたのでそれを採譜しました。

何と言っても服部良一先生に恐縮ですが
全体的にFill inやオブリがもう少しあれば歌いやすいのにとも思いましたね。 カラオケ音源を作る予定の制作者がいらっしゃったらやはり台本（譜面）が先にありきです。
「歌ってみたい」というアマチュアの方向けには Fill in＋オブリをポイントで挿入していただければ嬉しいですね。
カラオケ音源を作成するかたはほとんど、元の音源を下敷きにサンプリングを被せる作業をされているようでそれだけで終わるのではなく
工夫をしてもらえたら嬉しいですね。

私はカラオケ作成を依頼する時にはFill in とオブリをしっかり入れてもらいます。そうお願いしても仕上がりを聞き、私が満足行くまで作ってもらいます。
ところでこの「ラッパと娘」は最初に歌が入るところにバンプがあるのでそれがわかっていれば入りやすいでしょう。
福来スズ子はなんなく入っているようですが、それは何度も練習したあとですから当然です。
歌詞が「トランペット鳴らして」というところから in2のようなビートになってきます。
またその続きで「甘いメロディララララララ」の部分はブレイクになっていますので歌いやすい。
全体的に「トランペット」が主役の歌なのでトランペッターが先乗りにプレイするのでカウントを数えていくとむずかしくなります。
アマチュアのかたにはまず福来スズ子が歌っている音源を何度も聞いて慣れてみてください。
彼女はうまく歌っていると思いますよ。
私は譜面が出来たので譜面を見ながら近日スタジオで自主練の課題曲にします。