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No.74 あの頃 銀座・カンツォーネ

私が20代の頃、国内ではカンツォーネ時代がありました。1970年代です。
私も歌唱指導の恩師から必須練習曲としてたくさん歌わされましたよ。


練習で歌えるようになったら即 恩師がピアニストをしている銀座のクラブのステージで歌ったものです。もちろんカンツォーネだけではなくあらゆるジャンルを勉強即ステージでした。
そこが実践の場でした。
ライブハウスではなく 政治家や企業・会社の社長・重役の集まる
店に小さなステージがあり 休憩時間は楽屋にもどり 次の出演時間を待つ。
贅沢ないい時代でした。

昼間はNHKのテレビ番組「ステージ101」のリハーサル。
合間を縫って先生宅に伺い、レッスン。
夜は銀座というローテーション。
NHKのその番組が終了した27才の頃からは昼間は英語の歌のために英語会話専門学校に毎日通学。

カンツォーネは日本の歌手のポップス系はみんなよく歌いましたね。私が歌ったカンツォーネは以下です。

「ラノビア」 「ささやく瞳」 「アリベデルチ・ローマ」「アルディラ」 「恋は鳩のように」 「マンボバカン」「砂に消えた涙」 「ボラーレ」 「雨」「愛は限りなく」 「愛のわかれ」 「カタリ」「死ぬほど愛して」 「花咲く丘に涙して」 「24,000回のキス」「生命をかけて」 「ケサラ」
「ほほにかかる涙」「君に涙とほほえみを」「アルディラ」「夢見る思い」「ボラーレ」「コメ・プリマ」「チャオチャオバンビーナ」「恋は鳩のように」
そして古くは「フニクリ・フニクラ」「サンタ・ルチア」「オーソレミオ」
等々。
これらの曲はオペラじゃなくても声量が必要。
それも地声!
しかし声量があっても大きな声の出しっぱなしではダメ!(笑) 
そのコントロールを学ぶのにいい勉強になりました。

Youtubeでもよく歌われていますが、張るべきところも裏声で歌っているのは残念ですね。 
3月9日 土曜日 クラブハウス「はっちゃんの部屋」で
「あの頃銀座・カンツォーネ(仮)」というタイトルで配信予定です。

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