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「ひたすら柔らかく、時々ピリッとトゲもあることば」で、まずは倫敦余談便りを

若葉ちゃんありがとう〜。さっき決めて即ローンチするスピード感、大好き。

これを書いているのは倫敦のウェストサイド、Earls Courtにあるホテルのとある一室。いつも間違えて予約しちゃうツインベッドを持て余して、部屋の角机で書き書きしています。倫敦はただいまお昼の3時を周ったところ。

今日はこっちに来てから初めていちにちパソコン作業してる。日本にいる時は仕事=パソコンだったから、しばらく触っていなかった時間はまるで夢の中を浮遊しているみたい。

そう、「東京の碧は死んだ」という若葉ちゃんの言った名言(迷言?)通り、先週から倫敦へ帰ってきました。3.11以来だから7年ぶり。

四苦八苦&問題山積すぎて、まるで家出少女のキリギリスのようなその日暮らしそのものだけれど引きの強さは健在のようで、出会いに恵んでもらってる。

ということで元気にしています。でももう二人に会いたいよ!!!


さて、最初にふたりについて

せっかくだし、なかなかないから二人の印象を二人に書いておくね!離れている分、こうして余談ができる場所がつくれて嬉しや嬉しや。

● 若葉ちゃん《パーソナルスペースをもつコミュ力の塊》

会ってまだ1年(まだ?)だけれど、midori.soでみかけたときからいつも「とっきーぃ」と声かけてくれた女神。ということでコミュ力が高い。んだけど、プライベートとしっかり分けるところが好き。ちなみに渡英前にカレー屋さんで「とっきーは言葉を柔らかくするのが上手」と言ってくれたのは、わたしの正当化力が1UPした瞬間、ね。


● おゆちゃん《花人野生児》

“ありがとう都会のオアシス” なんてコピーをぶら下げて毎日歩いてくださいって勢いで愛しい花人・おゆちゃん。尊敬する表現者でありながら妹のような、いつもおゆちゃんに言ってるけど、手持ちのお菓子を全部あげたくなる子です(実際あげている)。


それにしても交換日記って、

いいよね。音の響きも懐かしくてキュッとなる。中高生のときに少しだけしてたことがあったなあ、ギャル字を書いていた1000000年くらい昔。

わたし塩茹で知ってたよ!てかおゆちゃん、茹でる前の落花生を昔恵んでくれたことなかったっけ?あれ、おゆちゃんじゃなかったっけ?(笑)

それにしたって、ふにゃふにゃの落花生も、硬めの落花生も、なんなら大豆でもいいから、日本のご飯が兎にも角にも恋しい!!!!!!!先週夜にヒースローに着いたんだけれど、翌朝味のないトマトを噛んだときに「イギリス来たなあ」と感じたからね(笑)

ということで訪英時には盛大に日本食を恵みに来てね…待ってる!!


そういえば、今回渡英するに当たって初めてスマホを買ったの(でも色間違えた)。絶句されるんだけど、日本にいる間は、それまでスマホはおろか自分の携帯電話というものを3年間所持してなかったのね。

いまこうやって片手で写真が撮れて情報発信できる事実に感動して、発信頻度が上がった気がする。 #碧のロンドン退屈日記🇬🇧 見守っててね。

そこで改めて思うのが、

〈発信する原動力が、すごく個人的な感情に付随している〉

ってこと。不特定多数に対する自己顕示欲めいた欲って、この3年でほぼ無くなっちゃった。もちろん必要な情報や伝えたい情報が一人でも多くの人に伝わったら嬉しいのはいわずもがな、だけどそれよりももっと手前にあるモチベーション、「あの人に見てもらいたい」ってくらい稚拙でちっぽけな野望で人間って生きたり働いたりしてるんじゃないかな〜って。

そういえばオザケンも『リバーズ・エッジ』のコメントに似たようなことを言ってて妙に嬉しかった。
出国前に『ある光』にどれだけ励まされたことか!!!!

まあそれに、一つの約束も無しに大海に発し続けるなんて修行僧じゃあるまいしね。あはははは


さて、質問の回答:とっきーの場合

この3人を表す言葉ってなにかな?交換日記のタイトルとか説明悩んでいるよ〜

うーん、なんだろ。暫定のタイトル〈M.O.W!〉は、これ私たちの頭文字だよね。ざざっと挙げてみたんだけれど、パッと適当な言葉が思いつかないなあ。

・GRID
・フリーランス要素
・20代、ミレニアル、女性、日本人
・人を中身で判断する
・一人の時間が必要
・個性?というか三者三様の色?

ふたりはどう?好きな作品のタイトル持ち寄るとかってのもいいかもね。わたしは昔、朝日新聞駐在の方が書かれた『七色のロンドン』もしくは伊丹十三先生の『ヨーロッパ退屈日記』あたりを挙げたいかも。

、は何か引っかかるワードかな?花にも色はあるし、ブログ〈BLANCARTE〉も白地図、という単語の意味で造ったんだ〜。

自然の色とか意外と共通点なのかな?「若葉(新緑まぶしい感じ)」「おゆちゃん(花人)」「碧(イタリアの海の色が由来)」てな感じ。


最後に、Daffodilの話を

このあいだロンドン暮らしの長かった知人が教えてくれたのだけれど、ロンドンは〈Daffodil〉っていう黄色い水仙が公園中に咲き誇って初めて、ロンドナーは春の訪れを感じるんだって。

それに加えておゆちゃんが教えてくれた水仙の別名〈雪中花〉を聞いて、ああ場所が違えば適切なタイミングと存在意義は変わるものだなと、また妙に納得しちゃった。


花はいろいろ真理を突きつけてくれるよね。

東京では桜はとっくに散り、新緑眩しく蒸し暑かったりするのかな?


P.S.

ヘッダー画像はTHE SHARDの72階展望から撮影した倫敦の夜景です。高所は好きじゃないけれど、トマトの次に倫敦へ来たことを感じた瞬間だったし、この場所でどんなドラマが待っているかと思うとワクワクしてる。

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