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おっさんになった看護師No3

自衛隊横須賀病院准看護学院は、准看護師資格試験合格率100%!!!その合格率を聞きつけて一般の方からもどうしたら入学できるのかと問い合わせが来る学校🏫
だけどそこは学校であって学校でない2年間…我々34期(34期だったかな?)は北は青森大湊から南は長崎佐世保の全国から集められた海上自衛隊の衛生隊員を目指す若者(そういえば若者だけでなくすでにおじさんもいたな〜)が切磋琢磨する場所。自衛隊だけあって男性がほとんどだけどウェーブ(女性隊員)も4名いた。
基本は看護学校と一緒で資格試験に向けて看護の勉強や実習をしますが、自衛隊らしい夜間行軍訓練(自衛官の基本戦闘装備👮で18時から翌朝まで、三浦半島をぐるりと歩く訓練🚶🚶‍♀️🚶🚶‍♂️)に、久里浜の海で遠泳訓練🏊🏊🏊、富士登山訓練など、さまざまな訓練がありました。もちろん自衛官として必須な射撃訓練も年に1回。
その様な頭も体も酷使する学校なので仲間の結束も強くなり皆で一致団結して…となりそうですが、やはり中にはついて行けない人も1年目の終わりには数人が脱落。そして2年目には自衛隊横須賀病院での実習がスタート💉🩺それがまた独特…通常病棟や手術室、外来くらいが実習の範囲ですが、この学校では本当に病院の上から下まで、手術室、病棟、外来はもちろん、医事課、薬局、歯科、給食まで、そしてもちろん自衛隊の衛生隊も。実際の船に乗ると衛生隊員は医務室でその船に唯一の医療者。大きな船には医師も乗ることがあるけどほとんどは衛生隊員1〜2名のみ。乗員の命を守るために全てを学ぶ必要があるのです。なので手術室実習では縫合の練習もしました。
そんな中で悲しい出来事も、我々を指導してくれていた班長が、学生の保険証を勝手に使ってお金を借りていたことが発覚🆘もちろんその班長はクビに?丁寧で厳しいなかにも優しさがあった方だったので自分的にはビックリ😱人には表の顔と裏の顔?があるという事を実体験した出来事でした。
そんな忙しい2年間でしたが、1つの目的を共有して一緒に頑張る同期はかけがいのない仲間へと絆は深まります。絆が深まり過ぎて中にはウェーブと💕ということも😳
そして准看護師資格試験には見事全員合格💯やりましたー‼️その嬉しさはその当時は今までの人生の中で最高な喜びだったと思います☺️
そして、いよいよ看護師としての病院での勤務が始まります。舞台は自衛隊横須賀病院へ。

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