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ソラを見上げて #32 凍った月に零れる涙

―野球狂の詩・個室―

◯:それもアイドルの特殊能力ですか?
 
梅:ふふ、そうよ?


〇:もしデザイナーになれたとしたら、絶対にアイドルとは仕事したくないっすね。
 
梅:そう? 良いビジネスパートナーになれそうな気がするんだけど。
 
〇:人の目を見て話すのが苦手なんでね。
 
梅:で……話してくれるの? 本当のコト。
 
◯:と言っても、何をどう話せばいいか分からないんですけどね。
 
梅:好きに話して。キミが嘘をついていないなら、それを信じる。
 
〇:さっき会ったばかりの僕の話をどうしてそんな簡単に信じられるんですか?
 
梅:言ったでしょ? 目を見ればわかるって。
 
〇:な……
 
梅:勿論、ウソもね?
 
〇:はぁ、ったく……
 
梅:……
 
(大きくため息をつく)


◯:幽霊が見えるんですよ、僕。

梅:……
 
◯:まさかの無反応
 
梅:いいから続けて
 
◯:今年の春、専門学校に通う為に仙台に引っ越してきたんです。で、マンション入居初日に部屋に入ったらリビングに女の人がいたんです。何かの手違いだと思って不動産会社に連絡したんですけど間違いなくて。で、もう一度部屋に入ったんですけど、やっぱり女の人がいて……
 
梅:うん
 
◯:目が合うと『怖がらないの?』って声をかけてきたんです。だから僕は『怖いです。不法侵入です』って言ったら、『私はここに来て三年目』なんて言ってきて……もう大混乱で。


梅:どうして幽霊だって分かったの?
 
〇:自己申告です。
 
梅:え、『幽霊です』って?
 
◯:はい。しかも地縛霊な上に僕に憑いちゃったらしくて。
 
梅:キミはそれを信じたの?
 
◯:んなワケないでしょ。問い詰めましたよ。『本当に地縛霊か?』って
 
梅:幽霊ってのは受け入れてるのね……
 
◯:そしたら泣いちゃって。
 
梅:は? 泣いた?
 
◯:子供みたいに『うぇ〜ん』って


梅:そ、そうなんだ。
 
◯:なんか可哀想になってきちゃって、見た感じ害は無さそうだったし……
 
梅:それで?
 
◯:そのまま生活してます。
 
梅:……
 
◯:何か言って下さいよ
 
梅:……
 
◯:ま、信じる方がおかしな話ですよね。
 
梅:今も?
 
◯:はい?
 
梅:今も一緒に生活してるの?
 
◯:僕の話聞いてました?
 
梅:勿論。
 
◯:幽霊ですよ? 地縛霊と一緒に生活してるって言ったんですよ?
 
梅:言ったでしょ? キミが嘘をついてるかどうか分かるって
 
◯:まじかよ……
 
梅:で? 今も一緒なの?
 
◯:……はい。一緒に夕食を食べたり、成仏する方法を考えたりしてます。

梅:要は地縛霊になった理由って事?
 
◯:えぇ。それに、最近は僕のバイトに付いてきて楽しそうに野球見てますよ。
 
梅:野球……
 
◯:三度の飯より野球が好きらしくて。
 
梅:もしかして……『わしほー!』って言ったりする?
 
◯:そりゃもうデカい声でね。楽天が勝った瞬間『わしほー!』って。


 
梅:……
 
◯:あれ、もしかしてキャプテンも楽天好き?
 
梅:この後の予定は?
 
〇:マンションに帰るだけですけど。
 
梅:ここから遠い?
 
〇:いえ、駅前なんで……って、なんでそんなこと聞くんですか?
 
梅:ついて行ってもいい?
 
〇:どこに?
 
梅:キミの住んでるマンション。
 
〇:いやいやいや、ちょっとそれは……
 
梅:見てみたい。その幽霊を。
 
◯:多分見えないと思います。

梅:どうして? 霊感がなきゃ駄目?
 
〇:いや、僕自身霊感があるから見えてるかどうかはわかりませんけど、今のところ僕にしか見えないし、声だって僕にしか聞こえない。マンションや店でどんなにデカい声で叫んでも誰も気づかないんですから。まぁ、幽霊なら普通はそんなもんなんでしょうけど。
 
梅:それでもいい。少しでもその存在が感じられるなら。
 
◯:止めても……
 
梅:……
 
◯:無駄だろうな。
 
梅:そういう事。


 
◯:ていうか、そんな事して大丈夫なんですか?
 
梅:なにが?
 
◯:アイドルなんでしょ? 万が一、写真とか撮られたりしたら……
 
梅:言ったでしょ? なりふり構ってられないのよ。
 
◯:気が済んだら帰ってくださいよ?
 
梅:わかってる。迷惑かけないようにするから。
 
〇:とはいえ、堂々と歩いて行くのは流石に……
 
梅:大丈夫、考えがある。とりあえずフロアに戻りましょ。
 
◯:ん? あ、あぁ
 
(立ち上がり個室を出ていく梅澤と、追い掛ける〇〇)



―野球狂の詩・メインフロア―
 
梅:マスター
 
△&□:おわぁ! キャプテン出てきたぁ!
 
マ:お、おぅ。どうしたの?
 
梅:これから彼のマンションに向かうので、力を貸していただけませんか?
 
マ:彼⁉
 
△&□:マンション⁉
 
マ妻:駄目よ梅ちゃん! そういう事はちゃんと卒業してからの方が……
 
梅:色々と勘違いされていらっしゃる様ですが、彼の作品の資料や絵コンテを見せてもらうだけです。


 
◯:(小声)絵コンテねぇ……
 
梅:(小声)話合わせて。これ以上面倒な事にしたくないでしょ?
 
◯:(小声)誰のせいでこうなってると思います?
 
梅:(小声)いつか、ちゃんとお礼するから。
 
◯:(小声)はいはい。
 
マ:要は梅ちゃんを○○のマンションまで送ればいいんだろ?
 
梅:話が早くて助かります。テナント用の地下駐車場から出ればひと目に付かずに彼のマンションに辿り着ける筈です。
 
◯:地元でもないのに何でそこまで仙台駅に詳しいんですか?

梅:アイドルはどんな状況でも安全に移動出来る動線を確保しておくものよ?
 
◯:まーた特殊能力か。
 
マ妻:あら、短い間にずいぶん仲良くなったじゃない?
 
◯&梅:気のせいです。
 
マ:じゃ、ちょっと行ってくるわ。
 
梅:ご迷惑ばかりかけてすみません。
 
マ:いいって事よ。梅ちゃんのお願いを断るワケ無いだろ?
 
◯:(小声)マスターはどうしてあそこまでキャプテンに協力的なんですか?
 
マ妻:だって、梅ちゃんは良い子だもの。
 
◯:(小声)あの押し掛けキャプテンが?
 
マ妻:〇〇もすぐに分かるわよ。
 
◯:分かる……かなぁ?



―〇〇のマンション・リビング―
 
(パソコンからメール受信の通知音が鳴る)

ソ:お、〇〇からだ。なになに……【これから帰るけど、びっくりして大きな音とかたてないように】
 
ソ:帰ってくるだけで何で私がびっくりするのよ……どゆこと?



(数分後……)
 
―〇〇のマンション・駐車場内―
 
マ:じゃ、近くのコンビニで時間潰してるから用事が済んだら連絡してくれ。
 
梅:ありがとうございます。
 
〇:今日はありがとうございました。
 
(駐車場を出るマスターの車を見送ると梅澤)


梅:ここは人目に付く。早く行きましょ。
 
〇:何でキャプテンが仕切ってんだよ……



―〇〇のマンション―
 
【ガチャ】……🚪
 
〇:ただいまー
 
ソ:おかえりー


 
梅:……
 
〇:なんすか、急に黙って。
 
梅:『ただいま』って、誰に言ったの?
 
〇:……まぁ一緒に生活してるからね。
 
梅:随分親密な関係なのね。
 
〇:いや、別に親密な関係ってワケじゃ……
 
梅:上がらせてもらうわね。
 
〇:どうぞ。
 
(玄関からリビングへ向かう梅澤)


梅:よし、ここまで来れば安心ね。
 
〇:気が済んだら帰ってくださいよ?
 
梅:わかってる。
 
〇:……!!?
 
(突如背筋が凍るほどの悪寒を感じ、振り返る)


ソ:……
 
〇:(小声)そこにいたんだ。
 
ソ:だーれーだー? あーのーおーんーなぁぁあ!


 
〇:(小声)ちっ違う違う! そういうんじゃないから!
 
ソ:同居人がいる身で、女の子をお持ち帰りとはいい度胸してやがりますなぁぁあ。
 
〇:(小声)だからそうじゃないって。後でちゃんと説明を——
 
梅:ねぇ
 
〇:あ、はい。
 
梅:いるの?
 
〇:え?
 
梅:幽霊の女の子。
 
ソ:!?
 
〇:あ……あぁ、まぁね。
 
梅:どのあたり?
 
〇:俺の、背中あたりに。
 
ソ:ちょ、ちょっと。どういう事?
 
梅:……
 
〇:おい、何だよいきなり……って、あれ?

(急に〇〇に向かって歩き出し、背後に回る梅澤)


梅:やっぱり見えないか……
 
〇:びっくりさせるなよ。殴られるかと思ったよ。
 
ソ:なんなのこの人。目つき鋭いし怖いし……元ヤン?
 
梅:私のこと、理由もなく人を殴る女だと思ってたの?
 
〇:そういう意味で言ったわけじゃ……
 
ソ:今のところ、そういう風にしか見えませんけど?
 
(梅澤に対し強い警戒心をあらわにするソラ)


梅:せっかくだし【sora】の資料を見せてほしいんだけど。
 
ソ:え?
 
〇:だぁぁ! その名前は出すな!
 
梅:どうして?
 
〇:それは、その……
 
梅:キミの作品名でしょ? どうして言っちゃいけないの?
 
〇:……
 
ソ:作品名?
 
〇:……言ってないんだよ。
 
梅:何を?

〇:作品名。
 
梅:誰に?
 
〇:その、幽霊の子に。
 
ソ:私のこと?


 
梅:ごめん。キミが言ってる意味がよくわからないんだけど。
 
〇:作品名とその子の名前……同じなんだよ。
 
梅:じゃあその女の子の名前もソラっていうの?
 
〇:……
 
(黙ったまま頷く○○)


ソ:私の名前を作品名に?
 
梅:ぷっ……意外とロマンチストなのね、キミ。
 
〇:笑うなよ。
 
梅:じゃあソラさんも今知ったのね。
 
〇:もういいだろ? ほら、好きなだけ見ていいから。
 
(資料を梅澤に押し付けるように渡す)


梅:ありがと。それと、余計なお世話かもしれないけど……
 
〇:まだ何か?
 
梅:顔真っ赤よ。

〇:なっ!!?
 
梅:ふふ。面白いね、キミ。
 
(リビングのソファーに腰掛け、資料を開く梅澤)


〇:ったく、次から次と……
 
ソ:あ、ホントだ。
 
(〇〇の顔を覗き込むソラ)


〇:(小声)なにがだよ。
 
ソ:なんでもなーい。
 
(視線を逸らしつつも、口元が緩むソラ)



(10分後……)
 
梅:ありがとう。面白かったわ。

〇:あぁ。
 
梅:随分とこだわって制作するのね。
 
〇:学校はみんな同じ課題だったり、決められたテーマに沿って作るから、こうやって自由に出来る機会なんて無いからな。時間もあるからこだわって作れるんだ。
 
梅:絵コンテを見ただけでもキミがこの作品を大切にしてるのが伝わってくる。
 
〇:そりゃどーも。
 
梅:それはそうと、聞いた話の割には楽天グッズとか見当たらないけど。
 
〇:あぁ、普段はクローゼットの中にしまってるんだ。
 
ソ:ん? いま楽天って言った?
 
梅:ふーん。見せてもらってもいい?
 
〇:それは……
 
(ソラに視線を向ける)


ソ:まぁ、見るくらいなら……
 
〇:いいってさ。
 
梅:ありがとう、ソラさん。
 
ソ:ふん! 今更そんな態度したって、ズカズカ私の家に上がり込んできた事は許しませんからねっ!

〇:よっこいせっと。
 
(寝室のクローゼットから大きなダンボールを引っ張り出す)


梅:……
 
〇:どうかした?
 
梅:ん? ううん、なんでもない。
 
〇:後はご自由に。俺はリビングにいるから、気が済んだら声かけて。
 
梅:わかった。



―〇〇のマンション・リビング―
 
〇:あー疲れた……
 
(ソファーへ飛び込む)


ソ:さて。
 
〇:おん?
 
ソ:『おん?』じゃないでしょ? 誰なのよ、身長も態度もデカいあの人は。まさか……本当にお持ち帰り?


 
〇:んなわけないだろ? ソラがいるのに。
 
ソ:ほぇ……///
 
〇:展示会で俺の作品を見て、ソラの顔が自分の親友にそっくりだったからって学校に連絡してきたジャイアンみたいなアイドルだよ。
 
ソ:わ、私がいるのにって……それってどういう——
 
梅:ねぇ


 
〇:おわぁ! いきなり出てくんなよ。
 
梅:ごめん。
 
ソ:いいトコだったのに……
 
梅:聞きたい事があるんだけど。
 
〇:なんだよ。
 
梅:あの楽天グッズ、全部キミが買ったの?

〇:そうだけど? いやいや、万引きなんてして——
 
梅:そうじゃない。
 
〇:じゃあ何だよ。
 
梅:楽天イーグルス、背番号5
 
〇:ん?
 
梅:選手の名前は?
 
〇:背番号5? そんな急に言われてもなぁ……
 
ソ:勉強不足ねぇ。何度も教えてるじゃない。私の推しよ?
 
〇:小深田だっけ……
 
梅&ソ:小深田は背番号0


 
〇:じゃあ、あさむら……
 
梅&ソ:背番号3。


 
〇:田中将大?
 
梅&ソ:それは背番号18。


 
〇:てかなんだよ、この楽天クイズのコーナーは。
 
ソ:へぇ、やるじゃない。
 
梅:わからないの?
 
〇:わからん。ギブアップだ。

 梅:楽天イーグルス背番号5、茂木栄五郎。東京都出身、2015年ドラフト3位で入団し右投げ左打ち。


 
〇:なんだよ。やっぱりキャプテンも楽天ファンだったのか。
 
ソ:お見事。
 
(梅澤が楽天イーグルスに詳しいと見るや、心を許し拍手を送るソラ)


〇:茂木栄五郎ね。見始めたのは最近だから顔と名前と背番号がなかなか覚えられなくてさ。
 
梅:……ぐす、うぅ。
 
〇:え? 泣いてる?
 
梅:じゃあなんでこんなに背番号5のグッズばっかり買ってるのよ!
 
ソ:そりゃあ私の推しだものね~


 
〇:どうしたんだよ、なんで泣いてんだよ。
 
ソ:わかるわ。選手への愛が理解されないのは悲しいわよね。
 
(腕を組み、深々と頷くソラ)


梅:はぁ……ごめんなさい。つい感傷的になっちゃって
 
〇:まぁよく分かんないけど、少し落ち着けよ。
 
梅:ありがと。ふぅ……
 
【ぐぅぅぅ……】
 
〇:ん?

梅:……
 
〇:腹減ってんのか?
 
梅:仕事終わって、そのまま来ちゃったから……///
 
ソ:こういう時は、何も言わずに対応してあげるのが紳士ってもんよ?
 
〇:えーっと、確か冷凍庫に……
 
(独り言をいいながら台所へ向かう)


〇:あった。
 
梅:?
 
〇:今はこれしか無いけど、食べる?


 
ソ:あ! 私の萩の月!
 
梅:ありがとう。
 
ソ:ラスイチだったのに~。
 
〇:(小声)また買ってくるから
 
梅:……
 
〇:どうした? もしかして甘いの苦手だった?
 
梅:凍ってる……
 
ソ:普通でしょ?
 
〇:あぁ、冷凍庫に入れてたからな。

梅:どうして、萩の月を凍らせてるの?
 
〇:え? そりゃあ日持ちするから……だよな?
 
ソ:何言ってるのよ、萩の月は冷凍すると抜群においしいのよ? 中のカスタードが濃厚なバニラアイスの様になって外側のスポンジ生地との相性が最高なのよね~


 
梅:あぅ……うぇ~ん。
 
〇:また泣いた! 逆効果!?
 
(梅澤が再び泣き出し、パニックになる〇〇)
 
ソ:何なの? 情緒不安定なの?



(5分後……)
 
梅:今日はありがとう。来てよかった。
 
〇:ならよかった。途中泣いてたけど大丈夫か?
 
梅:そういうの、言わないでおくのが紳士ってもんよ?


 
ソ:そうよ、○○。女の涙の理由を聞くなんて無粋よ?
 
〇:勉強になります。
 
梅:お礼はいつか必ずするから。
 
〇:いいって。そういう貸し借りみたいなの嫌いなんだ。
 
梅:ふーん。そういうトコロは男らしいのね。
 
〇:一言余計だよ。

梅:お返しよ。ふふ……
 
ソ:……むぅ。
 
(妙に息の合った二人の会話に少しむくれるソラ)


梅:じゃあね。
 
梅澤はマスターの車で仙台駅へと戻っていった。



―〇〇のマンション・リビング―
 
ソ:結局何だったのよ、あの女の人は。勝手に人の家に入ってきたかと思えば、盛大に泣き散らかした挙句、私の萩の月を食べて帰っていったけど。
 
〇:最初から話すと長いんだけどさ……
 
○○はソラに梅澤美波が展示会で【sora】を見つけ、打ち上げに乗り込み、ここにやってくるまでの経緯を説明した。



ソ:だからって、会ったばかりの男性の家に来る?
 
〇:『なりふり構ってられない』って言ってきかなくてさ。
 
ソ:まぁいいわ。で、そんなに私と似てたの?
 
〇:うん。ソラにしか見えなかった。
 
ソ:へぇ~。まぁ、世界には自分と同じ顔の人間が三人いるって言うものね。
 
〇:そうだっけ?
 
ソ:名前は?
 
〇:名前……あれ? 聞いたような気もするけど……なんだっけ?

ソ:大事なトコでしょ?
 
〇:ごめんごめん。
 
ソ:ふふ、そっか。よっこいせっと……
 
〇:ん?
 
(〇〇の隣にちょこんと体育座りするソラ)


ソ:それで?
 
〇:え?
 
ソ:作品名は何ていうんだっけ?
 
〇:もう勘弁してくれよ
 
ソ:やーだ。〇〇の口からちゃんと聞きたいの。
 
〇:……ソラ。
 
ソ:ふふ。うれし///
 
〇:覚えてろよ……キャプテン。
 
(頭を抱える〇〇)


ソ:余計なお世話かもしれないけどさ。
 
〇:ん?
 
ソ:顔真っ赤だよ?
 
〇:人のこと言えんのかよ。

ソ:いひひ……///

-つづく-



【おまけ】

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