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書きたいファンタジーの話をします

こんにちは目箒です。

戦記ものが書きたい10(終)」で「ファンタジーの修行してくるねバイバーイ!」という締めをしたと思います。

ということでこんな感じでぽちぽち書いてたんですけど、こういうの書いている内に、「ファンタジー世界の警察機構ってどうなってるんだろう」とか思いついてしまったわけですね。サスペンス好きだから。
そこでこんなものを書いてしまった→「異端審問(カクヨム/ファンタジー習作内)」

今回は「この異端審問で一本まとまった話が書きたい……!」という欲望についてを語ります。

異端審問ってどう言うこと?

平たく言うと捜査行為のことです。大前提として「犯罪=異端」です。この異端を取り締まるのが「異端審問官」なわけです。刑事くらいの意味です。
ちなみにタイトルも決まっていて、「異端審問官マーサ」です。AXNのかほりがするでしょう?

あんまりオリジナル制度を作っても混乱するので異端審問官はよくある警察ドラマのように二人一組のバディで行動をします。

タイトルは「異端審問官マーサ」ですが語り部はマーサの新しい相棒、ジル(女性)で、彼女が部署異動してマーサと組むところから始まります。ジルはホームズで言うワトソンくんみたいな感じです。

世界観は?

詳しくは「ファンタジー習作」にあるんですけど、割と普通のファンタジーです。多分。多分というのは、私はファンタジーに全然親しんでいないから普通のファンタジーがどう言うことかわからないということです。

北の水晶窟で採掘された水晶は呪いを使うときに便利と言う設定だけ決まっています。人魚に土下座すると涙からできた真珠をもらえます。そう言う世界。
どう言う世界だよ。

もう少し真面目な話をすると、宝石商が仕事として成立し、鬼火がよくわからない生命体として存在し(植物に近い。摘み取ってランタンに入れると夜道に潜んでるやばいものが見えたりする)、人魚がいて呪いとか魔法がある。
ざっくりすぎる。

何の説明にもなってなくない……? とは言え、戦記ものみたいに書きながら決めていく感じでも良いのかな~と思いました。

登場人物について

実はこれ、創作者のマストアイテム・ルーズリーフに一部書き殴ってあるんですよね。ルーズリーフほんと便利だぞ。中学の時の創作のお供でしたが大人になってからも使える。何だかんだ手書きの方がしっくりくることはあるよね。

ということでまずは主人公のマーサから。

マーサ・キャロライン(42)

・旦那が異端に殺されている。
・優秀な変わり者(お約束)。
・実はGというか虫全般が駄目。シティガールだから。
・子供はいない。
・得意な魔法は防御系なんだけど本人がごり押しする性格なので「盾で滅多打ちにする」みたいな行動に出る
・口調は「~だわ」「~よ」「~ね」「~ちょうだい」。威厳のある女性という感じ。
・シティガールなので自然にキョドりがち。
・勉強はできるがテストで途中式を書かずに減点されるタイプ。
・そしてそれを抗議するタイプ。
・審問は容赦がないので前科者は「ヒッ! マーサ・キャロラインだ!」ってなってる。
・ジルもなかなか優秀なので、「超優秀なのになんでこんなに自信なさげな顔してんの? 何企んでるの?」ということで警戒してつっけんどだった(あとで誤解が解けて仲良くなる。多分)。
・好きな食べ物→甘く煮た人参
・嫌いな食べ物→生野菜
「料理という技術があるのに何故使わないのかしら。怠慢よ」

我ながら結構設定固まってるのでは?

では次に相方のジルについて決まっていることを。

ジル・ハドソン(24)

・マーサの新しい相方。
・割と自然の多いところの出身なのでマーサに比べるとワイルドな発想をする。人参を生でぼりぼり食ってマーサに「ヒッ」て言われる。
・テストの成績がとても良く、「優秀」だが、妬んだ奴から「あいつはペーパーしかできない」と陰口を叩かれて自信を喪失する。
・寮で独り暮らし。
・Gが出ても平気。虫除けの薬草液をかければどうってことありませんよ。
・マーサ「その作り方教えて」
・ジル「マーサ、噴霧はできるんですか?」
・途中式もきっちり書くタイプ。
・補助系にスキルポイントを振っており実際に本人もそんな感じの性格。能力と性格が一致しているタイプ。
・料理は普通だけど凝らない。
・独身で彼氏もいない→後に彼氏ができるけどジルがマーサの話ばっかりするから彼氏がやきもちを焼く回がある。
・審問は型にはまっているので舐められやすいが被害者からは感謝されている。
・「明日またここに来て下さい。本物の生人参ってやつを食べさせてやりますよ(ルーズリーフに書いてあったよくわからない台詞)」

なんだこれ(なんだこれ)

キャラが濃い……固まっていることはおわかり頂けたでしょうか?
ちなみにジルの前任たちはマーサの濃いキャラについていけなくてバディを替わっています。
ジルは「あっ……この人Gが駄目なんだカワイイ……」みたいな感じで胸キュンしてちょっとずつ距離を縮めて行きます。
マーサはマーサで、「誰にでも苦手な物ってありますよ~」って言ってくれるジルに「そんな風に言ってくれる人いなかったわ……」って胸キュンして歩み寄る。

未亡人と若手の胸キュンハートフルサスペンスです。
あ、良いねこれを売り文句にするか?

なんかの回の最後の方であるんですよ。「この人参は甘いんですよ」「虚言は異端よ」って言ってジルが持ってきた生人参食べたら美味しかったから「審問は免れたわね」ってマーサが歩いて行ってジルが「はい!」って行ってその後追っかけていくシーンが(細かすぎて伝わらない刑事ドラマ物まね選手権)。

と、ひとしきり欲望について語ったので満足しました。
この制作過程を上げて行けば最終的に戦記ものに辿り着くかもしれない……?

と、閃いたところで今回はこの辺で。ご機嫌よう。

これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。