万年筆レビュー:2022年9月

LAMY Safari
字幅:EF
ドイツのLAMY社の万年筆です。
私が初めて買った万年筆でもあります。
定価で4000ほどなのでリーズナブルです。
字幅はEFといえど海外製ということもあり太いです。
純正インクはにじみやすく6mm程度の日本語を書くのは厳しいです。
LAMYクリスタルインクではにじまなくなります。
滑らかさはあまり感じませんが、かといってカリカリすることもなく適度な摩擦間だと思います。
この万年筆が基準として以下レビューしていきます。

LAMY Alster
字幅:EF
ボディは薄いアルミ製で、表面はアルマイトされており、艶消しの落ち着いた表情です。
首軸は黒透明の樹脂でできており、インク確認できます。
それ以外は基本的にはサファリと同様です。
ボディがサファリよりも少し太いため、ボディがアルミ製であることも手伝って、サファリよりも重厚感があります。

カクノ
字幅:F
日本製なので字幅が細いです。
そのためか硬い筆記感です。
ただし、かすれることも引っかかることもないため、単に字幅の問題だということがわかります。
インクはコンバータ式です。
透明軸なのですが、コンバーターが小さいのでインクの色が映えるわけでもないのが残念なポイントです。
軸もキャップも六角形のシンプルな設計は好みです。
キャップ先端に穴がありますが、誤飲窒息防止ようであって、インナーキャップによってインクは乾かない構造ですので、問題ないです。
軸のお知りに窒息防止の穴があり、埃が入る可能性があります。
将来、この穴を埋めてアイドロッパー式に改造してみたいと思います。
そうすればインクも映えると思います。

TWSBI ECO-T
字幅:F
台湾製の万年筆です。
字幅は外国製のFという感じです。
さほど細くは無いですが、6~8mmの日本語の筆記は十分できます。
インクフローが若干渋めですが、かすれるほどではありません。
たぶん筆記角度が悪い事が主な問題と思われます。
つまり筆記角度が悪化すると紙との摩擦が増える感じです。
透明軸の吸入式なので、インクが映えて、本当にきれいです。
キャップ、ボディともに先端がすぼまっていない、まっすぐな形です。
これによって、よくある万年筆とは違い、私はかっこいいと思います。

LAMY 2000
字幅:EF
SafariのEFに比べ少し細い字が書けます。
ペンポイントは小さいながらも長刀研ぎのような形状をしているためか、漢字のとめ、はらい、などの表現が可能です。
インクフローは潤沢で滲むこともなければ、かすれることも決してありません。
つるつるした感触で筆記できます。
始めて書いた時、筆記しやすさ、滑りの良さ、柔らかい感覚に驚きました。
とても良い買い物だと思いました。
インク充填方式は吸入式なのですが、お尻のネジの締め付けは強めに閉めないとゆるゆるです。
最初はどのくらい閉めたら良いかわからず、壊しそうで緊張しました。
いま、一番のお気に入りです。


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