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3章ー2

2.個人化がもたらした功罪
おひとりさまビジネスは孤立・個別化している人たちが苦しさやわずらわしさを考えずに生活できるようにしてくれている。それに伴いサービスも細々としており、日本のビジネスのクオリティを底上げしているとも言える。かつては集団であった家族も消費が多種多様になり、家族の形態も増えたことにより消費においては個食に代表されるように個人化が進み集合になりつつある。つまり、モノやことを消費する際は基本誰もがおひとりさまなのである。加えて、男性の未婚率とOECDの調査で男性は既婚者であっても世界一孤独なのである。今までは選択肢の一つであったが、単身高齢者の増加でおひとりさまビジネスが網羅する範囲が増えている。そのビジネススタイルの多くが、つながりを極力排除したものであるため上記のような心の貧困(孤独)が生まれている。
これを解決するためには、働き方とつながりの創出について考えることだ。日本型労働の特徴、長時間労働が引き起こす失業による孤独の上昇に焦点を当てる。長時間働けば、人間の身体に異常が出やすいとともに、仕事場以外の時間がとりづらくなる。そのため残業過多による過労死、うつ病が問題に上がってきている。他の弊害としては仕事に直接関わらない出会いの減少、家族間のコミュニケーションの減少等が挙げられる。孤独死は珍しいことではなくなった。特に男性がこの課題の被害者になっていることが多い。一方でこれからは女性も未婚なら然り、既婚であっても共働きが主流になる。また比較的長寿であるため、死別等でおひとりさまになる。ここから、つながりを創出する第三の場所が求められる。

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