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改訂前 2章ー3

3.自分一人で精一杯な労働者
今までは日本型雇用が私費教育やライフステージに沿った生活を支えていた。かつては高卒の求人があり、大卒は一部のエリートが行って得るもので国公立であれば学費はアルバイト代で払える金額であった。低所得の一部を担っている奨学金は海外では学生ローンと呼ばれる借金である。第一種奨学金を借りている人よりも第二種奨学金を借りている人が多いので、『日本の奨学金はこれでいいのか!』という本を参考に作図してみた。

図表5

[23]
「月に10万円を借りると、4年間の貸与総額は480万円になります。第二種奨学金の利率は固定方式と見直し方式がありますが、両方式ともに上限利率は最大3%までとなっています。利率を3%とすると返還総額は645万9510円です。この場合、毎月の返還額は2万6914円で、返還年数は20年です。23歳から返還を始めて43歳までかかります。[24]」
こうして男女ともに貧困化の連鎖に組み込まれていくのである。そして経済的な理由を下に結婚を先延ばしすることにより、各自の身体の期限がきてしまい少子化が起こっている。追記すれば、厚生労働白書によると、「20代前半の時点で男性の38.8%、女性 の25.3%いた「交際経験なし」の人の割合は、20代後半になって大幅に減少する(男性 で2割強、女性で1割強)も、20代後半以降は割合に大きな変化はみられない[25]」。それを踏まえると今のままでは、生涯未婚率がさらに上昇し続けると推測される。


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