やなぎ@究明者

交通事故に遭い、人生がガラッと変わりました。自分の未来を切り開いていくために挑戦してい…

やなぎ@究明者

交通事故に遭い、人生がガラッと変わりました。自分の未来を切り開いていくために挑戦していきたい! 誰もが幸せな社会を創りたい!そのためには、まず健康を! 日常の小さいことを[究明]して人々の生活を支えたい。 主に取り組んでいること→高次脳機能障害やメンタルヘルス、予防、認知症ケア

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前頭葉と海馬を働かせるには○○を!!

やなぎです。今回は、前頭葉と海馬についてお伝えします。 この2つはどちらも脳に存在し、前頭葉は脳の前側にあり、思考や計画などを司っています。海馬は、側頭葉の内側、深いところに存在しています。 ここで、自己紹介 私は、交通事故で高次脳機能障害になりました。 現在は、疲れやすさ(易疲労性)、注意障害や遂行機能障害、記憶障害などが後遺症として存在しています。一時期は、気管切開を行い、呼吸を確保していました。また、お腹に穴を開けて、胃に直接栄養を送る胃瘻も造っていた時期がありま

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    • 高次脳機能障害者が社会で輝く

      柳澤久幸です。今回は、高次脳機能障害がある人の社会参加について取り上げます。 高次脳機能障害は、脳の損傷によって後天的に引き起こされる障害の総称です。ここには、失語症や半側空間無視などの他に、注意障害や記憶障害、社会的行動障害を含みます。また、同じ「高次脳機能障害」でも人によって症状は様々です。つまり、人によって困りごとは変わります。 だからこそ、社会の中で生きていくにはどうしたらよいのでしょう? 私は、一見すると高次脳機能障害に見えません。言葉の障害もラ行やサ行が言い

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      • ドラムで脳を鍛える!!

        やなぎ(柳澤久幸)です。今回は、初めてのドラムレッスンを体験してきたので、ドラム演奏を脳の視点で考察していきます。 キーワードは、複数の事柄という点です。 本題に入る前に脳と体の関係をお伝えすると、運動を行うことでBDNFという脳神経由来栄養因子が分泌されます。これは、脳にある神経(ニューロン)を活性化することに影響を与えます。 そのため、運動を行うことで脳機能が活性化し、身体機能もアップするということです。運動とは、何を行うのがいいのでしょうか。 ここで言う運動とは、

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        • 脳の進化

          やなぎ(柳澤久幸)です。今回は、脳の進化についてお伝えします。 脳の進化と聞いたときに、どんなイメージを持ちますか? おそらく脳の重さが変わった、大きくなったと思われるのではないでしょうか。しかし、実はそれだけではないのです。 このことを知ることによって、あなたは生命の尊さや、脳の素晴らしさを知ることになります。そして、身体のことを見直すことに繋がり、人生を豊かにするべく、健康行動をとるはずです。 たった一瞬が人生を変える 私は、交通事故で脳の障害(高次脳機能障害)にな

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          自炊することは「遂行機能」に関係する。僕はリハビリ病棟を退院してから、記録を書いていた。 作る手順や材料、食べての感想。 これらを言語化することで、料理を作るための段取りを確認することが出来る。そういったことをまとめたのが、https://note.com/med1/n/n12ee5f968166

          自炊することは「遂行機能」に関係する。僕はリハビリ病棟を退院してから、記録を書いていた。 作る手順や材料、食べての感想。 これらを言語化することで、料理を作るための段取りを確認することが出来る。そういったことをまとめたのが、https://note.com/med1/n/n12ee5f968166

          コーヒーでリハビリ

          やなぎです。今回は、珈琲でリハビリということについてお伝えします。このテーマを書く理由は、僕は珈琲が好きで趣味を楽しみつつ、リハビリテーションできないか、という発想からです。 自己紹介 22歳の時に交通事故に遭い、高次脳機能障害になりました。約2ヶ月の意識不明を経て半年近く回復期リハビリテーション病棟に入院していました。その間、気管切開(気道を確保するための管)を外したり、スピーチカニューレという声を出すための管を入れ、それを外せたという経験をしました。 また、胃瘻(胃に

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          コーヒーでリハビリ

          高次脳機能は、学べば学ぶほど奥が深い。逆に言うと、高次脳機能障害の症状や困り事、支援は多様だということ。だからこそ、知ることで救われる人もいる。 今日のオンライン研修会では、注意機能を高めて安心な環境を整備しつつ、所属の欲求や自己実現へ向けて個別的に関わることが大事と学んだ。

          高次脳機能は、学べば学ぶほど奥が深い。逆に言うと、高次脳機能障害の症状や困り事、支援は多様だということ。だからこそ、知ることで救われる人もいる。 今日のオンライン研修会では、注意機能を高めて安心な環境を整備しつつ、所属の欲求や自己実現へ向けて個別的に関わることが大事と学んだ。

          高次脳機能障害の当事者による、当事者同士の集まりにオンラインで参加した。悩みは多少違っても、近いところはある。 例えば、俺だと疲れが溜まることで「出来ることが出来なくなる」など。ただ、その中身は人によって違う。 だからこそ、『その人その人』にあわせた関わりが大切!!

          高次脳機能障害の当事者による、当事者同士の集まりにオンラインで参加した。悩みは多少違っても、近いところはある。 例えば、俺だと疲れが溜まることで「出来ることが出来なくなる」など。ただ、その中身は人によって違う。 だからこそ、『その人その人』にあわせた関わりが大切!!

          運動をすることで脳が活性化します! それも様々な意志決定に関わり、目標の立案や言語、運動などを司る前頭葉が!! 前頭葉を鍛えることは、人生を充実させるためにも大事なこと。それも日々の通勤や通学の時間を有効に使うことでウォーキング出来てしまいます!筋トレやフィットネスも大事です!

          運動をすることで脳が活性化します! それも様々な意志決定に関わり、目標の立案や言語、運動などを司る前頭葉が!! 前頭葉を鍛えることは、人生を充実させるためにも大事なこと。それも日々の通勤や通学の時間を有効に使うことでウォーキング出来てしまいます!筋トレやフィットネスも大事です!

          脳は、4つの葉から作られている。前頭葉は、人間らしさを担っており、計画立案や実際に計画を行ったり、運動を始めること、言語にも関わる。 この機能が障害を受けると、物事への集中力低下や落ち着きの低下、忘れやすい、感情コントロールが不安定になるなどを引き起こす。それが高次脳機能障害。

          脳は、4つの葉から作られている。前頭葉は、人間らしさを担っており、計画立案や実際に計画を行ったり、運動を始めること、言語にも関わる。 この機能が障害を受けると、物事への集中力低下や落ち着きの低下、忘れやすい、感情コントロールが不安定になるなどを引き起こす。それが高次脳機能障害。

          ことばの不思議

          やなぎです。今回は「ことぱ」について書きます。言葉は、とても脳の働きを使っていて、複雑な営みをしています。 自己紹介 やなぎ(柳澤久幸)、数年前に交通事故に遭いました。それがきっかけで高次脳機能障害、片麻痺(軽度)、構音障害(軽度)をもって現在は生活しています。他にも、胃ろうや気管切開を受けていた時期もあり、当初は寝たきりでした。そこから、座ることや支えられて歩くこと、一人で歩くといった様にリハビリが進みました。今ではボクシングをやるまでに変化しました。こういった時期を経た

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          健康の価値、そして人と話すこと

          やなぎです。健康の大切さは、感じていても日々の生活で忘れがち。 ですが、一度失うと大きな支障を来します。それは、病気かもしれないし、事故や災害かもしれません。 だからこそ、日々の一瞬一瞬を大切にしていきたいですね!そのためにも、活力ある心身を作ることは大切です。 動画中にあるとおり、食事・運動・睡眠(休養)はとても重要な要素になります。このことについて詳しく触れたのが、 こちらの記事中にある動画です。私自身のリハビリの経験を通じて、感じ考えたことなどを織り交ぜながら話し

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          体を動かすことの大切さ~リハビリを通じて得たこと

          やなぎです。今回は、私のリハビリテーションの経験を通じて学んだことを、ご紹介していきます。 それは、健康な心身のありがたみ、日頃の積み重ねの大切さです。健康な体は、身近なことですが失ってから気づくことになります。だからこそ、ストレッチや体を動かすこと、食べること、話すことを意識してほしいです。 私はリハビリテーションの経験を通じて感じたこと、考えたこと、高次脳機能障害と「ともに生活する」なかで考えたこと。そういったものを織り交ぜながら、体作りをあなたと一緒に行っていきます

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          『Re LIFE通信』第3号(2023.03.31)

          桜も咲き、いよいよ春の到来です。と思いつつも、寒い日が続いたりと体調管理の難しい季節ですね。体を冷やさないように、温めて元気に過ごしていきましょう。 今号は、静岡県富士宮市で行われたDシリーズや、体操教室を初開催しました。そのあたりを中心にご紹介します。 Dシリーズに参加(静岡県富士宮市) 2023年3月26日日曜日に、静岡県ソフトボール場で『全日本認知症ソフトボール大会』が行われる予定でした。これは「Dシリーズ」と呼ばれ、DとはDementia(認知症)を表す頭文字になっ

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          たった一杯の珈琲から、人々の物語を感じ取る!

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          孤独は悪いのか?

          やなぎです。さて、今回の話題である「孤独」。言葉だけ聞くと、ネガティブな印象を持ちます。では、果てして悪いことだけでしょうか? テレビや新聞をつけると、「超高齢化社会」とか「孤独死」とか…いかにも、悪そうな言葉が並びます。 ですが、斎藤孝さんの『孤独を生きる』(2022:PHP研究所)には、次のように書かれています。 つまり、孤独を言い換えると自己成長に必要不可欠な時間でもあると考えることが出来ます。発達心理学の世界では、人間は一生成長できる存在だと言われています。

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