時・時間・場所がわからない辛さ
いわゆる見当識障害についてです。
今は幸いありませんが、意識回復後まもなくはありました。
この頃は、とても頻繁にナースコールを押していました。
毎回、同じ質問でした。
「今何時?」
「ここ病院?」
「◯◯病院?」
これが一日中続いていました。
その度に看護師は、丁寧に説明してくれました。
このとき、病院のご飯の時間を見えるところに貼って貰いました。
そうすることで、時間が次第に分かるようになりました。
また、看護師以外で大切なのは、リハビリの人・相談員・医師はもちろん周囲の人々(友人など)です。
これは、いわゆるインフォーマルサポートを創るためです。
インフォーマルサポートとは、公的サポートではない支援ネットワークです。
これは実は、退院目前に頼れそうな人を書き出してと作業療法で言われました。
どれだけ頼れる人がいるのかが、とても大切です。
話は逸れましたが、見当識障害や高次脳機能障害など多くの疾患や障害にとって、「わからない」辛さはとても苦しい時間となります。
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