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「多浪の世界」とそこで得るもの・失うもの


こんにちは!

ひよこまるです!

皆さんは「多浪」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?


多浪というと、「長い間がんばったんだね。」と思われる方もいれば、「こいつは現役生のときに勉強しなかったのか」や「多浪なんて糞」「親にどれだけ迷惑をかけているんだ…」と思われる方など、様々な人がいることでしょう。

実際私は、高校生の時は多浪とかあり得ないでしょと思っていました。

 

まあまず、皆さんにとっては未知の世界だと思います。

医学生ならまだ多浪の割合が多いですが、ほかの理系の大学や文系などで多浪は希少な方でしょう。

というのも、大学受験で浪人するのが一部、またその次の年の大学受験でまたその一部に絞られ、また次の年の大学受験で…のように大学受験に何回も失敗することで多浪が生まれるからです。

今回は、浪人の世界(無料版・ブログもここまで)や、自らの体験や話をもとにした「多浪の世界」と、多浪に付随して得るもの、失うものをご紹介します。


この記事を読むことで、浪人の世界を知ることが出来、また有料版ではその奥の闇(多浪の世界)をご紹介いたします。様々な世界を知ることで、新たな一面を見ることが出来ます。ほとんど耳にもしない多浪の世界を知ることが出来、人生の幅が広がるでしょう。

またそれに加え、高校生や現に浪人をしている人へのメッセージもあります。お子さんをお持ちの方は、子供を浪人、多浪させるかを判断する材料にもなるでしょう。

私が、この浪人の世界をご紹介できる根拠といたしましては、数年浪人いたしまして、さらに場所も2か所で浪人したことが根拠です。


自分では納得のいくまで書きました。

是非ご覧ください。

投げ銭もたくさん受け付けております!

(独断と偏見が入っています。)


目次

1.浪人生の実情

2.浪人の世界(1浪)

3.学生へのメッセージ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4.多浪の世界(闇多め)

5.得るもの

6.失うもの


1.浪人生の実情


まずは浪人生の実情をお話ししましょう。


浪人生の割合

e-startによると、2018年度の浪人、現役生の割合は以下のようになっています。

現役→79%  浪人→21%

全国の大学生の内、5人に1人が浪人生という事になっていますね。

年々少なくなっています。(統計は間違っている可能性がある為、へぇと読み流すぐらいで大丈夫です。)


ここで現役高校生の人に知っておいてほしいのが、受験する人の多さ・広さです。

おそらく高校生までは自分の周りの人たちとの闘い(テスト)が多かったでしょう。しかしセンター試験や2次試験になると全国の受験生たちが集まります。

いわゆる自分たちの知らない人と戦うわけです。僕の高校にもいましたが、足を引っ張ったり、ほかの人の邪魔をする人がいるでしょう。そういう人は本番のセンター試験で通用しません。ほっときましょう。

話が逸れましたm(--)m


どのぐらい成績が上がるか

さて浪人の中でどのぐらい成績が上がるのか。

よく言われるのが「浪人して成績が伸びる人はせいぜい2~3割程度で、残りの7~8割は現状維持、もしくは成績が下がるそうです。

皆さんの中には、浪人生は時間がふんだんにあるからみんな上がるんじゃないかと誤解しがちですが、全員が上がるわけではありません。


次にも書きますが、浪人している人全員がきちんと勉強しているわけではないです。浪人していると言いつつパチ屋に通っている人も普通にいます。

更に浪人をしている理由を考えると、この仕組みが分かります。

というのも、なぜ浪人しているかというと、現役で点数が取れなかったからです。なぜ現役で点数が取れなかったかというと、そこに問題があるからです。例えば「時間が足りなかった」や「やり方が間違っていた」「より良い方法がある」などです。

そして一番恐ろしいのが、浪人する人たちは後者に対する問題が非常に多いのです。

つまり図にすると↓のようなことです。


このように、浪人をすれば必ず成績が上がるという訳ではありません。

大事なのは、なぜと考えることです。そして問題解決をすることで次の一歩を踏み出すことが出来ます!


2.浪人の世界(1浪)

次に浪人の世界を紹介します。


1浪の世界は、比較的明るい方です。(最初は暗い方もいますが、徐々に慣れて、勉強をしなければという使命感が出ます。)

高校生からの友達が、その予備校にいたら生活がより明るくなるでしょう。

また予備校などでやっている授業も高校でやったときとほぼ同じで、びっくりするでしょう。


いろんな人がおり、予備校にきちんと通って勉強をする人や、恋愛を楽しむ人、ゲームセンターやパチンコ屋に行く人など様々です。

その為、浪人して成績が上がるかどうかも人それぞれです。

勉強する人はそれなりに成績が上がり、勉強せずに遊んでばかりいる人は成績が上がりません(当然の事)


また、浪人の世界といいつつも宅浪(自宅で浪人)と下宿先での浪人で、また世界が違います。

大まかな違い

宅浪→親の監視下にある為、下手に遊ぶことが出来ないが孤立しがち。

下宿→親の監視がないため遊ぼうと思たら遊べる。孤立したら誰とも話す相手がいない。


3.学生へのメッセージ

①まずは親に感謝しましょう。
親がお金を出してくれるからこそ浪人が出来るのです。感謝しましょう。
浪人をしていない人も、親がいつもご飯を作ってくれていたり、働いて勉強できる環境を作ってくれていることに気付きましょう。
気づいていない人もいるかもしれませんが、受験前(大学受験に関わらず、中学、高校受験)など、特に自分にストレスがかかり、親に当たっていることがあります。(自分も)
もしも自分が親に当たっているなと気づいたら試験が終わった後に謝りましょう。
そして、親に感謝しましょう。


②自分を強く持ちましょう
これも現役、浪人関係なく言えることです。
自分を強く持ちなさい。
人間はどうしても、セルフ・ハンディキャッピング(自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のこと)をしてしまいことがあります。そして勉強以外のことに目が向きがちになってしまいます。
受験を成功させるためには、きちんと自分を律して勉強に励みましょう。


③出来たら勉強しあう仲間を見つけなさい 
受験は団体戦と聞いたことがあると思いますが、互いに高めあう仲間は勉強にとても良いです。特に浪人生になると、一人になりがちです。
勉強しあう仲間を見つけましょう!


④ジムとかに通って息抜きをするのもあり
これは個人的な意見ですが、ジムやランニング等で息抜きをするのはありだと思います。
どうしても受験中はストレスがたまる一方です。また遊びに行っても心から楽しめません。という事で体を動かしてストレス発散することで、良い心の環境で勉強できるでしょう。


⑤精神的にきつくなったら、ゲームセンターやパチンコ屋に逃げるのではなく親に逃げる。
ゲームセンターやパチンコ屋に逃げても何もよいことはありません。ただ後で後悔するだけです。
そういう時はいったん親のところでゆっくり休みましょう。精神的にきつい親に行ったら親はきっと助けてくれるはずです。
もしも親に頼れない場合は、友達や先生がいる場合は先生に頼りましょう。

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