【直感と熟考の連続性】もしも100億円でこの国を救うとしたら[ペアMTG ヨツバ×ガチャ]

本記事は「もしも100億円でこの国を救うとしたら」というテーマに対して
ヨツバとガチャがペアMTGを行い、それで得た発見や感想をまとめたものです。

ガチャ
医学部6年。「どうして○○なんだろう?」が口癖な探求好き。
モットーは『日々是好日』、MBTI診断は主人公型(ENFJ)。

テーマ設定の背景や目的を先に読んでいただけるとより楽しめると思います。

テーマに対して抱いた自分の直感

「100億」と聞いたとき、真っ先に目を向けた対象は「自分や身の回りの人」だった。100億あったら個人として何がしたいかではなく、日本に対して何がしたいかという問いに対して、瞬間的に思い浮かぶ答えはなかった。

ある番組で「もし100億円あったら何に使う?」のテーマで放送があったが、基本的に個の願いから生れる答えの方が多く、社会に対して目を向ける人はなかなか居ないようだ。

(テレ東プラス「じっくり聞いタロウ~スター近況~㊙報告~」)
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/202305/13377.html

しかし、自分が直感的に、「自分や身の回りの人」の幸せの方が大切だと思っていることを自覚した。目に移るものを大切に思うことは当たり前であるかもしれないが、この言語化された価値観を認識したうえで、Hiritoさんとのペアmtgを進めることにした。

夢を抱く感覚と現実を見る感覚は反発しない

到底一人で稼ぐことのできない金額に対して、夢は広がる。救いきれていない人も救うことができるかもしれない。

しかし、100億円あっても1億人に配ってしまえば、1人当たりたった100円という額であるから、全日本人に影響することは難しいと考えた。実際、さいたま市(Saneの居住自治体)の歳入額は6500億円を超えるようなので、100億円は全日本人に影響するには、残念ながら不足している。

参考)令和3年度一般会計決算の概況 さいたま市
https://www.city.saitama.jp/006/007/011/002/p092893_d/fil/gaikyou.pdf

ただこの現実を前にした上で重要だと思うことは、「100億円」は十分すぎるほど大きな金額であり、無駄には出来ないということだ。自分が今持つリソースを活かして、最大限の結果を目指すことは僕にとって、自然な考え方だ。したがって、自分の出した結論は、日本全てを救うことではなく、日本を将来救うかもしれない一例を築くことだと考えた。

この決断は、持てるリソースに合わせて、調整することは必要だが、夢を抱くことも、現実を見ることも、ともに許されていることを認識させた。

自分なら何をするか

それでは、100億円で日本をどのように救うのかという問いを考える。自分には、目に映る範囲でしか十分に大切には思えない価値観があるので、日本全体ではなく、一定の地域に対して注力した案を考えたいと思う。

世界と比べ国力が低下し続けるいま、個々の力の向上は必要不可欠だとしても、個の数に勝る力はないというのが、現状の私の考え方だ。実際、GDPが上昇し続けている国のほとんどは人口増の国がほとんどである。かつてよりデパート型の日本の産業が専門店型になるのであれば、話が変わるかもしれないが...
参考)Ranked: The Top Economies in the World (1980‒2075)
https://www.visualcapitalist.com/top-economies-in-the-world-1980-2075/

ということで、もし自分が100億円を投下するのであれば、ある一つの地域・自治体で人口減少課題へ取り組むことを選ぶ。
この決断の中で、「100億円あるからこそできることを考えたのではなく、100億円に合わせて規模感を考えた」という自分の思考過程に気づき、資金以前に自分が解決を望む社会課題であると理解した。

相手と話して、見つけた自分の尖った価値観

Hirotoさんと熟考して得た決断には、最初に抱いた自身の直感がかなり影響していることが伺える。直感から見つけた自身の価値観とは、「自分や身の回りの人を優先して救いたい」というものだったが、結論としてある一つの地域・自治体に根ざした取り組みを選んだ訳として、自分との関連性や自分が大切にでき得る範囲を想定したのだと感じた。このペアmtgを通じて、ただ熟考するのではなく、直感を言語化すること・その直感をもとした熟考が、重要だと気づいた。


相手の記事を読んでみての感想

直感として、身の回りの人や自分が求めていることを大事にするのは当たり前のことであると思

います!ただ、その自分が求めていることから地方自治体規模まで話を繋げられる展望を持てるのはすごいな〜と。
ある一つの地域・自治体で人口減少課題に取り組むというのは、僕が出した「地方創生」というキーワードとの共通項もありそうです...!
具体的にどんな取り組みで人口減少課題が解決に繋がっていくのかもっと話したら面白そうだなと感じました!


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