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カラー戦略マガジン 028号「白刃踏むべし ~時間と気持ちのコントロールができる色~」

本日のお題


白刃踏むべし

(はくじんふむべし)


こちらのことわざの意味は・・・

《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。

(出典:「コトバンク」)

だそうです。


ちなみに「白刃」とは・・・

鞘(さや)から抜いた刀。
 
(出典:「goo」辞書」)

つまり「鞘から抜き立てほやほや」の刀だからこそ、勇気を捧げる対象になるわけです。
 
これが仮に、何度も使った後の刀だったり、鞘から抜いてずーっと放っておかれた刀であれば、そんなに切れる感じはしないので、勇気を捧げる対象にはならないと思うんですね。
 
「鞘から抜き立てほやほや」だからこそ…「ほやほや」だからこそ、踏むのにものすごく勇気が要るわけです。
 
この「ほやほや」…つまり「初物」だったり、「場慣れしていない感じ」だったり、「フレッシュな感じ」って、その時だけしか発揮できない魅力がありますよね!
 
期間限定だからこその「研ぎ澄まされた魅力」なんでしょうね!
 
…ということで今回は、「期間限定」から派生するカラー戦略をお伝えしていきます!



本日の内容を画像でダイジェスト




お断りする勇気


ところで本日のお題の「白刃踏むべし」は勇気があることのたとえですが、私がこれまで生きてきた中で、一番勇気を出したのは、中学生の時に、好きな男の子に告白した時でしょうか。
 
その時のことを思い出すと「あ~!!!」と絶叫して、壁に頭をぶつけたくなります。
 
(※注 フラれてはいません。笑)
 
以降の人生では、ここまでの勇気は出していませんが、起業してからは「断る勇気」というものに苛まれました。
 
起業して、会社員生活と全く違うんだな、と思ったことのひとつに「飲み会やイベントへのお誘いへの多さ」があります。
 
起業したばかりの頃は、人脈が欲しかったですし、お断りするのが申し訳なかったですし、なにより、お断りしたら嫌われる、とすら思っていたので、お誘いいただいたものには、ほぼ全て参加しておりました。
 
参加したかったわけではなく「お断りする勇気が無かった」ので、参加しておりました。
 
私が一番アホだったのは、Facebookでのお誘いです。
 
それこそ会社の忘新年会などの大人数の飲み会って、一斉メールでご案内してから、参加者や参加人数を詰めていくと思うんですけど、Facebookにはそれと同じようなことができる「イベントへの招待」という機能があるんですね。
 
でもその機能って、お誘いされた人には、
 
「●●さんがあなたを(イベントに)招待しています。」
 
という大げさな通知が、Facebookから来るわけです。
 
ただのお誘いなのに「招待」って、なんだかすごく大げさじゃないですか!?
 
でも起業と同時にFacebookを始めて、Facebookデビューが遅かった私は、そこが見抜けなかったわけです。
 
なのでFacebookから、
 
「●●さんがあなたを(イベントに)招待しています。」
 
と通知が来ると「●●さん」がFacebook上で知り合っただけの人で、リアルでお会いしたことが無い人でも、結婚式の招待状が届いたような感覚になってしまい、
 
絶対に行かなきゃ!
せっかく招待してくれたのに、行かなきゃ失礼に当たる!
 
と思い込んで、仕事を早く切り上げて、駆け付けたりしておりました。
 
リアルでお会いしたことが無い人にもそのような厳粛なご招待が届く、それがFacebookでのお付き合いなんだ、SNSってスゲー…と、勘違いの納得までしておりました。イタタタ
 
そして7,000円の会費を払って(たけぇ~)遠くから主催者の●●さんを、「あの人が●●さんかぁ~」と眺めたりしておりました。
 
リアルでお会いしたことが無いので、この温度感です。笑
 
「●●さん」とは一応名刺交換して、二言三言交わしますが、それ以上仲良くなることは無く、私が「招待」を重く受け止めていたことをフォローもされず…涙
 
そんなアホなことを何度か繰り返しているうちに、Facebookの「招待」って、そんなに重く受け止めなくても良いんだ、なんなら無視してても良いんだ、ということが分かり、今に至ります。
 
当時の私はこんな感じで、お誘いいただいた飲み会はほぼ全て出席し、しかも、起業のストレスから腰が痛くなってブロック注射を打って、やっと歩いたりしておりましたので、電車での移動が困難で、タクシーで飲み会に駆け付けたりしておりました。涙
 
なので経費の「交際費」と「交通費」がハンパなかったです。苦笑
 
今は、都合が悪ければ堂々とお断りしますし、そんなことで嫌われないと思っておりますし、もし嫌われたとしてもしょうがない、ぐらいに思っておりますが。
 
自分の時間が一番大事です。笑



「初めての時」しか出せない「魅力」


…とまぁ、お断りする勇気が無かったうえに、勘違いだらけだった私の起業当初ですが、誰でも「初めて」の瞬間ってありますし、その「初めて」が魅力に転ぶこともありますよね!
 
(※注 私の起業当初は悪い例です。笑)
 
今回は、

「初物感」を醸し出して、見る人を初心に帰らせてくれる色
 
●ほんの少しの「緊張感」が「フレッシュ」なイメージとして伝わり、見る人を飽きさせない色

の2色をご紹介したいと思います!
 
 
ところで、私が苦手なもの。
 
パッと思い浮かぶだけで2つございまして、1つは、立食パーティです。
 
なにせ私は雑談が苦手なので、立食パーティでは手持無沙汰になってしまい、お寿司やサンドイッチを、ひたすら食べているだけになっています。泣
 
もう1つは、駆け引きです。
 
相手がこう言ってきたら、こう言おう。
相手にこう言わせるために、こう言おう。
 
…はい、できません。
 
相手の言動なんて読めないですし、読めないものに対してコチャコチャ考えるのは時間のムダだと思っておりますので、さっさと本題を言いたい派です。
 
なのでご紹介する2色についても、ためずに、焦らさずに、さっさと答えを言いたいと思います!笑



初心に帰らせてくれる色


それは「ピンク」です!笑
 
「ピンク」は見た人に「優しい」イメージを与え、緊張感を和らげてくれる効果があります。
 
そして「男性・女性」で言えば「女性」を彷彿とさせ、「女性」の中でも大人の女性ではなく、「少女」を表現できるのが「ピンク」です。
 
そんなところから「ピンク」は、見る人に「若々しい」イメージを与え、いつも「初物感」を醸し出し、見る人を初心に帰らせてくれる効果もあるのです。
 
この効果は、例えば下記の場面に活かすと効果的です!
 

●ルーティンの作業を行うファイルを入れるクラウド上のフォルダの色を「ピンク」にする。
 
●ルーティンの予定を、カレンダー上で「ピンク」に塗る。
 
●ダイエット食品を食べるお皿の色を「ピンク」にする。←私です。笑
でも5キロ痩せましたよ!「ピンク」だけでなく、様々な努力の相乗効果だと思いますが。
 
●ダンナと久しぶりに二人でお出かけする際に「ピンク」の服を着て、「古女房」と言わせない。
 
●月初に「ピンク」のネクタイで出社して、部下に「前月の続きの今月」ではなく「前月は昨日で終わり。悪いことは引きずらない。『今月』という全く新しいステージが今日から始まる」と強く認識してもらう。
 

・・・上記のように、生活を細かく棚卸ししてみると、「ピンク」の効果を享受できる場面はたくさんあるのではないかと思います!
 
この機会に、是非、取り入れてみてくださいね♪



飽きさせない色


それは「水色」です!笑
 
空の色でもあり海の色でもある「水色」は、空や海の雄大さを彷彿とさせ、それが「爽快感」に繋がります。
 
でも「水色」の本当の魅力はそこに留まりません!
 
「水色」は文字通り「水」の色なので、水の性質…その場に留まっていない流動性が、一瞬しか無い「緊張感」となり、それを隠し味として演出することができる…それが「水色」の本領なのです!
 
また「水」は透明なので、汚れの無い潔癖さ…それもまた、心地良い「緊張感」に繋がります!
 
つまり「水色」はただ単に「爽やか」なだけではなく、ほんの少しの「緊張感」も感じさせることができる色なので、それが見る人を「飽きさせない」という効果になるんですね。
 
この効果は、例えば下記の場面に活かすと効果的です!
 

●気合を入れたい会議の予定を、カレンダー上で「水色」に塗る。
 
●ルート営業の相手先に訪問する際に「水色」のネクタイを身に着ける。
 
●クライアントに出した提案が通らず、再チャレンジする時の提案書のメインカラーを「水色」にする。
 
●Excelで見積書を作っている時に、似たような項目で入力を間違えて計算間違いしないように、セルの要所要所を「水色」で塗る。
 

回数をこなしていると、どうしても「飽き」がきますが、「水色」は適度な緊張感を与えてくれるので、ビジネスシーンではとても役に立つ色だと思います!
 
こちらも「ピンク」同様、是非、取り入れてみてくださいね♪



本日のカラー戦略的結論


「ピンク」と「水色」は時間と気持ちのコントロールができる

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

色彩設計師® 目黒潤



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