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中学生を通じて成長

季節の変わり目に差し掛かり体調を崩しやすい時期になってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

こんにちは!牛山ゼミ16期生です!
3月19日に実施した六日市中学校連携プロジェクトで、島根県に住む中学1年生にメディアモラル・リテラシーについてのセミナーを行いました。


六日市中学校連携プロジェクト

六日市中学校連携プロジェクトでは、年代・住んでいる地域が異なる人へ情報リテラシーを伝えようという目的で、島根県吉賀町に住む六日市中学校の1年生に向けて、セミナーを行いました。今回のプロジェクトでは、株式会社ラックサイバー・グリッド・ジャパンICT利用環境啓発支援室と連携し、ラックさんが発行している、ICTや情報メディアを活用するために必要な知識をまとめた「情報リテラシー啓発のための羅針盤」を参考にして、「情報モラル」、「情報セキュリティ」、「消費者トラブル」をテーマに3つのグループに分かれ、中学生に伝えるということを意識して準備を行いました。

雰囲気作り、分かりやすい言葉への変換など、普段より気を使うところが多く、何度も修正と練習を行いました。
リハーサルでアドバイスをいただいて修正を繰り返していくうちに、クイズを行って雰囲気を作ったり、記憶に残りやすいように合間合間で内容をまとめたりと、対象が変わることで伝え方や構成は変わってくるし、自分達の視点や価値観だけで判断すると、どんなに良いプレゼンをしてもその内容を確実に伝えることは難しいのかもしれないと感じました。

本番は、先輩方のアドバイスや練習のおかげで、大学生も六日市中学校の生徒さんと楽しんで発表を行うことができました。学生の考えたクイズも生徒さんが積極的に参加してくれました。
発表後の講評ではラックさん、六日市中学校の先生方、牛山先生から毎年発表のレベルが上がっているというお褒めの言葉をいただくことができました。牛山ゼミの先輩方が積み上げてきた経験をしっかり自分たちの発表に活かすことができてよかったです。

各チームの感想

チームSNS警備隊

SNS警備隊では、情報モラルについて日常で起こり得る内容や実際に起きた事案をもとにしてセミナーを行いました。事前アンケートをした際、スマホを持っていないという子たちが多かったため、身近な具体例を混じえたり、飽きさせないようにクイズをとり入れたりと、チームでいろいろと相談しながら参加型のセミナーにしました。伝える対象にしっかりと内容が伝わるようにというのを意識し、難しい言葉は言い換えるかルビを振ったり、文字だけでなくてグラフを用いたりして、見るだけでも情報が入ってきやすいように工夫しました。
他にも、リハーサルの際にラックさんや先生・先輩方からいただいたアドバイスをもとに、SNSの炎上に繋がる例をLINEの会話文のように説明して、なるべく具体的な話題を出して想像しやすくしたり、各項目ごとに内容をまとめ、覚えてほしいことを一緒に確認して理解が深められるようにしたりなど、中学生のみんなを置いていかないように気をつけました。
今回の六日市連携プロジェクトを通して、地域の違いでメディアの利用度はそれぞれであることや、異なる年齢に向けたプレゼンの仕方があり、伝える対象に合わせた伝え方が必要であるということを学ぶことができました。

なんということでしょう。スライドがこんなに見やすくなりました。

チームトラビアン

今回私たち「トラビアン」は、消費者トラブルの項目にある「オンライン売買仲介サービスでのトラブル(インターネット・オークション、フリマにおけるトラブル)」と有害広告の二つの項目を題材に六日市中学校の1年生に向けてセミナーを行いました。
今回行うセミナーの内容は、これからの生活の中で必ず役に立つ場面が多くあるものだからこそ内容を正しく丁寧に伝えたいと思う反面、中学1年生にわかりやすく正確に内容を伝えることができるか、不安も感じていました。
今回私たちが扱った内容は、主にフリマサイトや通販サイトを利用する際に気をつけなければいけないポイントを中心にしました。事前に行ったアンケートの結果、現段階で六日市中学校の1年生の方達は、フリマサイトや通販サイトをあまり利用したことがないということがわかりました。このことから、フリマサイトや通販サイト利用したことがない方にも便利である一方、正しく利用しないと危険があるということがしっかりと伝わるようにしなければいけないということを第一に心がけて資料作成に取り掛かりました。また今はまだ必要のないことかもしれないけど、いずれフリマサイトや通販サイトを利用した際に、少しでも今回のセミナーでの情報が役に立てばいいなという思いがチームの中で一番強い意志でした。
プロジェクト当日までに、先生や先輩、さらに ラックの方の協力を得て、何度もリハーサルや資料の修正を行いました。資料作成では、見やすい配色やデザイン、字の大きさやフォントに気を使ったり、ただ聞いてもらうだけでなく参加してもらうことを目的に簡単なクイズを取り入れてみました。発表の仕方については、リハーサルの時にいただいたアドバイスを元に、声のトーンを明るくしゆっくり話すことを意識したり、リモートだったためラグが生じることを考慮した間の取り方や、クイズの時のスライドを切り替えるタイミングなどを特に意識して行いました。
プロジェクト当日は、緊張しましたがリハーサルでいただいたアドバイスを活かし、堂々とした発表ができたのではないかと思います。また六日市中学校の1年生たちにもセミナーの内容がよく伝わったのではないかと思います。
今回のプロジェクトを通して、相手に合わせたプレゼンをすることの難しさや重要性を改めて感じました。またグループでコミニュケーションをとって活動することや報連相の重要性をとても実感しました。

先輩のアドバイスをいただく前は堅苦しいタイトルでしたが…
先輩方のアドバイスで親近感のあるタイトルになりました

バーニーズ

私たち「バーニーズ」は情報セキュリティをスライドにまとめて六日市中学校の生徒さんに向けて発表しました。生活の中で中学生と関わる機会が少なく、最初はスライドの内容が情報セキュリティの知識ありきで理解できる内容になってしまったり、スライドがかなり簡素で中学生がスライドを見ていても楽しめず退屈してしまうようなデザインでした。しかし先輩方のアドバイスで徐々に予備知識がなくても理解でき、退屈しないような構成のスライドを作ることができました。チーム間でも積極的にzoomでミーティングを行い、協力してより良いスライド作りをしていくことができたと思います。本番では少しアクシデントはあったものの、その後は私たちの課題だったセミナーを行うときの表情も明るくなり、生徒、学生共にリラックスしてセミナーを行うことができたと思います。今回のセミナーで対応力、チームワークの重要性を学ぶことができました。

スライドが一番進化していると思います!

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学生の質問に生徒さんたちが元気に答えてくれました!(バーニーズ)
SNS警備隊
トラビアン
最後に全員で集合写真を撮りました!

まとめ

2年生として行う最後のプロジェクトでしたが、成功させることができてよかったです。ご協力いただいた株式会社ラックサイバー・グリッド・ジャパンICT利用環境啓発支援室のみなさま、六日市中学校の皆様、先輩方、牛山先生本当にありがとうございました。


FB担当:谷内、鶴間

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