最近の中高生の自殺について私が思うこと

昨年12月から1月にかけて中高生の自殺が非常に多く、一時期には毎日のように誰かが電車に飛び込んだりマンションから飛び降りたりしていた。

思春期特有の心の葛藤や、将来への漠然とした不安、またはイジメに耐えかねて命を投げ出すというのも非常に多い。

どれだけ悲しいことがあって、辛いことがあり、人生に絶望を感じて何もかもが嫌になったとしても、生きていればいずれは絶対にいいことがある。

人生っていうのは辛いことの連続で、楽なことばかり続くなんてことはない。むしろ辛いことを乗り切り、その先にある小さな幸せを探しているようなものだ。

今がどれだけ辛くて、死んでしまいたい、消えてしまいたいと思っても、自殺という行動にだけは移ってはいけない。

自殺するだけの勇気があるなら、今の苦しい状況を乗り越えられるだけの力があるはずだ。自殺を考えていなくても、この先、生きてりゃ何とかなるもんです。

私は37年間生きてきた中で、2回ほど本気で死にたいと思ったことがある。

1997年に起きた阪神大震(当時16歳)で、友人を失い人生に絶望したとき、私は、なぜ私だけが生き残ってしまったのか。なぜ死ななかったのか、と自分を問い詰めていた。

大したこともしていない、むしろ、社会に迷惑をかけているような私がなぜ死ななかったのかと。

当時、本気で苦しんで死にたいと思い、自殺を図ったこともあった。でも、周りの友人らに助けられ、何とか乗り切ることができた(大震災で友人を失った傷が消えたわけではないが、その死を受け入れることができた)。

また2009年、当時会社員だった私は部下との軋轢や仕事の忙しさ、離婚などの精神的ダメージからうつ病を発症し休職することになった。自分への嫌気から酒に逃げ、毎晩のようにバーなどに出かけ潰れるまで飲んでいた。

その当時は常に死ぬことばかりを考えていた。実際に、住んでいたマンションのベランダの縁の上に立ち、飛び降りようとしたこともあった。

しかし、その当時に知り合った現在の嫁に助けられ、話を聞いてもらい、献身的なサポートをしてもらい何とかここまで立ち直ることができた。

それでも、2か月に1回くらいは精神的にふさぎ込むことがあり、寝込んでしまうことがある。もちろん、安定剤や睡眠薬無しでは、まともに生活できない状態が続いている。

とはいえ、仕事ができ、独立できるまでに回復できたのは嫁のおかげであることは間違いない。

私の場合、たまたま、それが嫁さんだった。

つまり、苦しくて地獄を見て死にたいと思うほどの絶望を経験したとしても、生きていれば何とかなるもんだ。

でも死んでしまったらそこで終わり。何も解決しないし、何も得ることはない。

学校が辛かったら行く必要なんてないし、家にいてゆっくりすればいい。学校なんていかなくても立派に仕事をしている人間なんて山ほどいる。

学校へ行って心が押しつぶされ、破壊されてしまうくらいなら学校なんて行かなきゃいいんだよ。

学歴がどうだ、職歴がどうだなんて、結局はその人の表面上のことでしかなく、その人の本質ではない。

今は苦しくて、しんどい、絶望しかなくても、必ずその先に光はある。その光を見つけたとき、生きててよかったと思えるだろう。

その光は何年後か何十年後かはわからない。でも、必ず、それはやってくるはずだ。それを探し求めるのが人生とも言える。

今、テレビやメディアなどで活躍している人間が、最初から成功していたわけではない。どん底を味わった芸能人や経営者もたくたんいる。

自分の人生を自分で絶つことだけはしてはいけない。


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高林幸一

ニュースメディアなど複数のメディアを運営して日々消耗しています。ここでは毒にも薬にもならないような適当な駄文をつらつら書き上げようと思います。
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