メディアが解るマガジン

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ノート

ファッションは、消費者主導の時代に。Webファッションメディア「Dorris」正式リリース

大人女性のためのWebファッションメディア「Dorris(ドリス)」を10月10日(水)より正式リリースいたしました。
ファッションを取り巻く環境はインターネット登場以降、消費者主導の形に変遷しています。今回ファッションメディアをスタートするにあたり、背景と意図をお話させてください。
(メディア概要は末尾に記載しています。)

■ファッションの発信元は、パリからスマホになった
女性ファッション誌の

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都市から生まれたカルチャーは、インターネットに場所を変えた

その昔といってもほんの20年ほど前、渋谷にはたくさんのミニシアターがあって、本屋があって、カフェに入ると本屋で買った本やら雑誌やらを熱心に読んでいる人たちがいました。

渋谷には、本・雑誌の中でもサブカルチャー寄りのメディアや、ミニシアター系の映画というコンテンツが溢れかえっていました。渋谷で本屋に入り、スタジオボイスなんかを眺め、シネクイントでバッファロー66を観て、個人経営のカフェで感想などを

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学術誌「ナショナルジオグラフィック」の3千万部超えに、アメリカの知識層の厚さを見る

3千万人を超える読者を持つ学術誌「ナショナルジオグラフィック」

アメリカの雑誌メディアを発行部数のみならずWebへの訪問数やvideoの視聴数などで多角的に計測したmedia360°のデータを解析し、前回アメリカの雑誌メディアを取り巻く状況を解説しました。
解析していて突出してすごかったのが学術誌「ナショナルジオグラフィック」の誌面および電子版における発行部数です。なんと31680(単位:千 2

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多チャネル化するアメリカの雑誌に見る、メディアのトレンド

■このnoteのまとめ
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・アメリカの主な雑誌メディアの総合評価データ
・アメリカで人気の3つのメディアはエンタメ、スポーツに加えてまさかのジャンル…
・日本でも有名なエンタメゴシップ誌peopleは曲がり角!?
・「National Geographic」の驚異的な部数。アメリカのビジネスマンは教養深い?
・前年同月比での比較で

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良いインタビューの条件は、愛情と理解。そして率直さ。

■最も重要なポイントは、愛情と理解

どんなメディアにも欠かせないコンテンツがインタビュー記事です。このマガジンの中でも何回か物語(ナラティブ)の重要性に触れていますが、インタビューはインタビュー対象者が語る内容が、物語そのものだからです。良いインタビューの条件を考えると、インタビュー対象者への事前調査をしっかり行い、インタビューの際には策定したシナリオにとらわれず臨機応変に対応し、インタビュー対

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メディアのファンを醸成するために必須のストーリーとは?

■メディアをメディアたらしめる文脈=コンテクスト

ウィキペディアでメディアを調べると、下記のようにあります。

メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができるが、両者には重なりがある。

メディアとは情報伝達のための媒体です。では、メデ

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オンラインメディア、課金モデル成立のカギは「情報への熱量×プロによる情報提供の価値」

前回の記事「雑誌は30万部超えのプレジデント、デジタルは有料会員60万の日経電子版が圧勝。ビジネス誌クロニクル。」がおかげさまで好評でした。記事中にてオンラインの有料課金モデルで成功している2つのメディアー日経電子版とNewsPicksを例に挙げていますが、この2つのメディアから、課金モデルを成功させるためのポイントを考えてみたいと思います。

■もともと、お財布から支出されているカテゴリをねらう

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雑誌は30万部超えのプレジデント、デジタルは有料会員60万の日経電子版が圧勝。ビジネス誌クロニクル。

ビジネス誌は、感度の高いビジネスパーソンが毎月数千円の投資をしてきた分野です。雑誌の発行部数が減少する中、デジタルの分野ではNewsPicksの有料会員の伸びが好調など、メディアの中でも最も地殻変動が起こっているジャンルといえるでしょう。ビジネスメディアの変遷を追ってみました。

■過去10年におけるビジネス誌の発行部数。プレジデントが圧勝。

さて、まずは過去10年におけるビジネス誌7誌の発行部

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モデルからセレブの時代へ。インスタグラムの登場。「VOGUE(ヴォーグ)」に見る、ファッション誌の変遷

リンクする「VOGUE(ヴォーグ)」と「セックス・アンド・ザ・シティ」

働く女性のバイブル的映画「プラダを着た悪魔」には、メリル・ストリープ演じるファッション誌の鬼編集長が登場します。そのモデルが、「VOGUE(ヴォーグ)」の編集長として1988年の就任以降、雑誌業界のみならずファッション業界へ大きな影響を与えてきた編集長アナ・ウィンターだといわれています。

このアナ・ウィンターが登場するドキ

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