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技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について (第十一次提言)

ある講演会で「18歳人口の減少は、18年前にはわかっていたことなんです」O大教授の言葉。そりゃそーだよな。「高校生は17年前より200万人減。さらに18歳人口は20年後に32万人減る予定」これくらいスラスラいえる基本情報としてもってないと少子高齢化は語り合えない。少子高齢化社会とは、若者や子どもがマイノリティーになる初の社会現象。高齢者だらけで高校生、通学電車で座れなくなる。荷物は教科書などで10キロ超だけど。
若者や子どもにやさしい社会でありたい」とマジョリティー高齢者は意識しないといけないね。

文科省
教育再生実行会議 第十一次提言 概要「技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について」より一部抜粋

はじめに
我が国では、現在、急速な人口減少や少子・高齢化が進んでいます。例えば、18 歳人口については、現在の約 120 万人から 2040 年には約 88 万人まで減少すると予想されています。このような中、地方では人口減少や地域経済の縮小が進んでおり、地方の活力を取り戻すためにも、地方創生に国を挙げて取り組むことが喫緊の課題となっています。
また、我が国は健康寿命世界一の長寿社会を迎えており、今後更なる健康寿命の延伸も期待されています。こうした人生 100 年時代においては、一人一人が「学びは終わりのないプロセス」であることを意識し、生涯を通じて社会に貢献するために、能動的に学び続けることが重要となります

平成 29 年度の高等学校の生徒数は、346 万人であり、平成2年度の 579 万人と比較して、200 万人以上も減少しています。これまで、全国では都道府県等による再編・統合が進められてきましたが、高等学校の再編・統合は教育的観点のみならず、地域の様々な事情を勘案しながら検討すべき課題です。特に、中山間地域等において、高等学校の存在は地域の活力につながる重要な機関であることが指摘されています。今後、更なる生徒数の減少が予測されている中、小規模な高等学校においても、教育水準の維持・向上や更なる魅力化を図ることが重要です