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Toemをプレイ: おうちで出来るインスタグラマー/バックパッカーごっこ

Toemをプレイしました。2022年9月のPS Plus配布タイトルであり、現在はXbox game passでも配信されています。非常にリラックスできる、写真撮影アドベンチャーです。

おばあちゃんが昔撮影した超常現象「トーエム」を撮影するため、道すがら写真を撮ったり、人助けをしたりしながら小さな旅をするゲームです。
ステージ数は大体4+1ステージ、ゆっくり見て回っても5時間かからずにクリアできます。日本語訳も完璧でした。
モノトーンで固定カメラの世界で、自由に歩き回りながら自然や動物を撮影できます。新しい動物の写真を撮ると自動でアルバムに追加される機能もあり、収集癖がある人も安心の設計。一部の撮影対象は死角に隠れていることもあるため、気になる場所はカメラを構えて覗いてみましょう。
平和で優しさ溢れる世界で、道中には沢山の魅力的なNPCが登場します。殆どは人助けの対象ですが、中には便利アイテムや装飾品をくれる方も。彼らの写真を撮ってアルバムを埋めるのも楽しみの一つですね。
写真愛好家のプレイヤーも満足の、フィルター加工やロゴ機能も備わっています。ゲーム序盤で全ての撮影技法を修得できるため、思い通りに写真を撮れない時間は殆どありません。
ロケーションも森、港町、都会、雪山とそれぞれ違った景色を楽しめます。ゲームクリア後には南の島もアンロックされます。

写真撮影にフォーカスしたゲームであるため、人々の頼み事も殆ど写真を撮って解決できます。一部難しいものもありますが、コンプリートを目指さなければ誰でもクリアできる難易度に仕上がっていると思います。時間制限やミスによるペナルティも無く、自分のペースでゲームを進めることが可能です。
一つ欲を言えば、写真撮影以外にも、もっと旅を楽しめるコンテンツがあると魅力的だと感じました。料理や服はゲーム内に存在しますが、自分でお買い物を楽しむことはできず、日帰り旅行なのか宿を取ることもありません。道中のミニゲームもカメラを使うものが多いので、違った操作が求められるイベントがあれば新鮮な感覚が得られた気がします。南の島ではそのようなイベントが増え、クリア後の探索が楽しくなりました。

大作ゲームの合間や、アクション映画を観終わった後など、少し気分を変えてリラックスしたいときにピッタリのゲームだと思います。

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