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NHKBSプレミアムドラマ「白い濁流」原作、復刊のお知らせ

自分の研究を守るため、男は闇の道を選んだー

そんなドキッとする言葉で紹介されるのは、8月22日(日)より放映が始まるNHKBSプレミアムドラマ「白い濁流」。主演は伊藤淳史さん、佐々木希さん、桐山漣さん。日本の科学が直面している問題をとりあげた社会派エンターテインメントです。

純粋に社会の役に立ちたいと願う若い研究者が、新しい発見を機に学会や企業の大きな流れに飲み込まれていく。研究を守り貫くために何を犠牲にし、どう変わっていくのか。どこに行きつくのか…。

気になるストーリーの原作は、同名の『白い濁流』という小説です。この本は入手できない状況が続いていましたが、8月4日にメディアパルで発売代行させていただいている、笑がお書房さんから復刊しました!
ドラマをきっかけに興味を持たれた方は、書店さんにご注文いただければ入手いただけるようになりました。店頭に在庫がない場合は下記情報を書店さんでお伝えください。

『白い濁流』
四六判・並製・424頁 2021年8月2日発売
ISBN:978-4-8021-3271-8  
定価1,800円(本体1,636円+税10%)
著:小薮浩二郎(こやぶ こうじろう)
発行:笑がお書房
発売:メディアパル

個人的にはドラマと原作の結末が同じなのかも気になるところ。
元食品開発研究者が食品業界の闇に切り込む企業小説でもありますが、恋愛小説としても、ぐっと抉ってくるところが…。誠実ってなんだろう、同じような現実の壁にぶつかったら、自分は何を選ぶんだろうと考えさせられます。

ドラマと原作、是非合わせて味わってみてください。


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