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教科書に出てきたお話をまとめた本たち #教科書で出会った物語 最後のおまけ

#教科書で出会った物語企画の最後の記事は、教科書に出てきたお話をまとめた本の情報まとめです。
いろいろ読みたくなった方もいると思います!ぜひ興味のリレーをしてほしいところ。

作品ごと、作者ごとでのおっかけも是非にしていただきつつ、今回は幅広く読める「教科書にのっていたお話を数点まとめて出している本」たちのご紹介しようと思います。

ますは企画のきっかけになったフロネーシス桜蔭社さんの『くじらぐもからチックタックまで』。
昭和40年から平成16年までの40年間を対象に、全ての教科書に掲載された小学校1・2年生の作品の中から、採用頻度の高い作品、もう一度読みたいリクエスト作品ベスト15と、小学校5・6年生の作品に寄せられたリクエスト作品ベスト5を収録しています。

同じフロネーシス桜蔭社さんの『おとなを休もう』という小学3・4年生の教科書をまとめたものもあるのですが、こちらは現在品切れ中です。すみません。もし図書館で出会えたら読んでみてください!

ポプラ社さんからは子ども向けの文庫ポプラポケット文庫で『国語教科書に出てくる物語』というシリーズが学年別に3点でています。お子さんと一緒に楽しむのに良さそうですね。


光村図書出版さんからは、光村ライブラリーというシリーズがでています。
掲載作品がわかるセット版のほうのリンクをはっていますが、バラバラにも販売されていたかと思います。

この小学校編の第18巻は詩だけをまとめています。今回、詩をあげてくださった方もいらっしゃいましたし、印象に残っているけど誰のなんという詩かわからない!という方もいるのではないかと。
個人的には、第11巻に「一本の鉛筆の向こうに」が載っていることにおおっ!と思いました。
中学校編は4巻目が「説明文」5巻目が「詩」です。特に説明文は探しにくいものだと思うので、まとまっているのがうれしいです。

中央公論新社さんからは『教科書名短篇』という文庫が出ていました。テーマ別に編まれているようで、私は科学随筆集という巻が気になりました。

WAVE出版さんからは『新装版 教科書にでてくるおはなし366』という本が。1日1つ、1年読めるようになっていて、テーマが国語・算数・理科・社会・保健体育・美術・音楽・家庭科と幅広いのがいいな!と思いました。
今回の企画名を考えなしに「物語」としてしまったのですが、実際には物語以外、こくごの教科書以外にも名文はたくさんありますよね。

福音館書店さんは教科書に掲載になる作品が多いだけあって、HPに掲載情報をまとめたページがありました!

まとめ本ではなく個別に探したい方には、過去に三省堂書店さんとBookLiveで実施されていたTwitter企画のまとめが参考になりそうですので貼っておきます。


この企画でみなさんが書いてくれた記事に読んで、思い出したものがあれば始めて知ったものもありました。みなさんの様々な記憶がどんどん自分の記憶とごっちゃになってきて、全部自分の思い出みたいな状態になっています。まるで経験できなかったことも経験し直したみたいで、なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。ほんとうにありがとうございます。

これで教科書で出会った物語企画は終了ですが、また記憶が蘇ったり深堀したくなったら、是非タグをつけて書いてみてくださいね!
また違う企画もそのうち(もしかしたらすぐ)やると思いますので、ぜひぜひまたご参加くださいね。


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