6月5日発売の『この本読んで！87号』（JPIC発行）の特集は「科学絵本でSDGｓ」。
夏休みにお子さんが読む絵本を選びたい方はもちろん、夏休み向けの企画やイベントを考える図書館員さんや書店さんにも役に立ちそうな内容なのです。

掲載はテーマ別に合計54冊、どんなテーマがあるのかご紹介します！
・地球のこと
・気候
・空を見上げて
・海の生きもの
・陸の生きもの
・昆虫
・からだ
・世界を知ろう
・SDGｓを知る

個人的に心惹かれた絵本をいくつかピックアップすると…。
『君は星のかけら』（新評論）

『海を科学するマシンたち　しんかい6500　深海のひみつをさぐれ！』（くもん出版）

『野鳥のレストラン』（少年写真新聞社）

科学絵本は子どもだけでなく、大人が新しい興味を広げるにもぴったり。パラパラみてるだけで気になる本がたくさんできちゃいました…。

そして第二特集は「子どもたちに生きる勇気を与える絵本」。
生きる勇気を与えるってすごく強い言葉だと思いますが、紹介されているテーマは子どもの気持ちに寄り添う切り口だと感じました。
・そっと勇気を与える絵本
・ひとりじゃないよ
・イマジナリーフレンド
・信じる道を

こちらも気になったものをいくつかご紹介。
『皇帝にもらった花のたね』（徳間書店）

『おおきなおおきな木みたいに』（ひさかたチャイルド）

『あたまにつまった石ころが』（光村教育図書）

まあまあ絵本好きな方だと思うのですが、知らなかった本がいっぱい！
『この本読んで！』を読むと、新刊も昔からある本も発見がたくさんあるのが楽しいです。

そして今回の号には、私がすごく好きな連載が久しぶりに載っているのです！
「見返し美人」
見返しとは、表紙と本文を連結して補強するために表紙の内側全面に貼り付ける紙のこと。構造上必要なものですが、それ以上のこだわりがつまっているんです！
その絵本の見返しをじっくり鑑賞する企画で、素敵な絵ばっかりなんですよ…！
毎号連載してほしいんですが、不定期連載。いつか本になってほしいなーと切望しています…！
noteには見返しが好きそうな方がいっぱいいそうなので、是非チェックしてください！

偕成社さんのWEBマガジンに見返し傑作選があったので貼っておきます～！

https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/s/editor/edt230426/