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『なでてなでて』重版記念プレゼント企画結果発表!

先月、エンブックスさん『なでてなでて』の重版を記念して、プレゼント企画を実施しました!

ネットギャリーにレビューを書いてくださった方からベストレビュアー3名に、エンブックスさんから紙の本の『なでてなでて』をプレゼント。
ネットギャリーはデータで読んでいただいているので、紙の本で長く愛していただければうれしいです。

その3名の方のレビューを発表します!

10ヶ月ごろから、と帯にあり、0,1,2歳向けと紹介されています。
そんな頃があったなあ、と懐かしく思い出します。
毎日顔が違って、どんどん大きくなる赤ちゃん。
そういえば毎日毎日寝不足がつらかったっけ。
ここに出てくる動物さんたちは、みんなみんなさわってもらうといい笑顔になる。なでてなでて、と呼んでる。
オンライン、でいろんなつながりが広い世界中にできて便利になった。
それでも、触る、って、肌と肌でふれあう、相手の体温を感じる。
みんな違う手触りを感じる。
大人も子供も、今、そんなものを前よりずっと求めているのかもしれませんね。(レビュアー 池上菜穂子さん)

この本、そしてエンブックスさんの絵本のコンセプトでもある「スキンシップしたくなる」。ふれること、体温を感じること。今特にそのことを大切に感じるということを書いてくれたレビュアーさんは多かったです。

「なでて なでて」と、ねこちゃんが呼びかける。その顔が待ちきれない喜びに満ちている。ページをめくると、「ふわふわ」という文字と、おそるおそる なでる小さな子どもの手。そして、ねこちゃんの幸せそうな笑顔。
次々に登場する「なでて なでて」は、ドキドキするものも多いけれど、ワクワクもする。手が気持ちを表現していて、スゴイなあ。そして、最後がまたたまらない~!
以前、おはなし会で読んだことがある。集中して、よく聞ける3歳児さん が相手で、すごく楽しんでくれた。「なでて なでて」と呼び掛けると、手を動かして、にこにこ。「ふわふわだね」「ごつごつだね」想像しながら、聞いていてくれる感じで、最後はもちろん、お母さんになでなで♪ 
親子のスキンシップを自然に促す本は、読み聞かせをする者まで幸せにしてくれる。(レビュアー anneさん)

おはなし会のことをかいてくれたanneさん。読んでいるところ、聞いているお子さんの反応が目に浮かんでにっこりしちゃうレビューですね。そう、最後がたまらないですよね~!

乳児・幼児を育てる親御さんにとって、絵本というものは「いっぱい読んであげたいもの」であると思います。しかしながら同時に、「どんなものから読んであげればいいのかわからないもの」であるとも言えると思います。本書は、そういった方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい作品だと思います。
さまざまな動物たちを「なでる」という行為を通して、人と動物の触れ合いのさまが描かれいきます。なでる手も、なでられる動物たちも、温かみのあるタッチの絵で描かれています。また同時に、必要以上の脚色がないため、子どもはこの本の世界のことを、現実の延長上として、自然に素直に捉えることができるように思えます。触れ合いって温かいのものなのだと、触れ合いって自然なことなのだと、スッと入ると思います。
また本書は、なでる側の立場にも、なでられる側の立場にも、どちらにも楽に感情移入ができます。子どもたちは、きっと大人よりも遥かに自由に、両方の立場を行き来しながらこのストーリーを楽しめるんじゃないかなって思います。
もう一つ。本書は絵がメインですが、ほんの少しのナレーションも用意されています。子どもに絵本を読んであげる経験が少ない方は、ナレーションがないもの(絵のみの絵本)を選んでしまうと、子どもに語り掛けるきっかけを掴みにくく感じてしまう方もいるのではないでしょうか。その点においても本書は、子どもに非常に語り掛けやすいような構成になっているため、読み聞かせに不慣れな方も、安心して語り聞かせができるように思えます。
乳児・幼児と触れ合う方々全員にお勧めできる本です。その中でもあえて言えば、読み聞かせに慣れていない新米パパさんのような方にこそ、手に取ってほしい本だと思います。まず最初にこういった読みやすい本を足掛かりにすれば、自然な形で、新米パパさんも子どもと触れ合えるのではないでしょうか。(レビュアー 牛尾崇彦さん)

新米パパさんに、どんな点が魅力で読み聞かせしやすいかを書いてくれた牛尾さん。そう、noteでご存じの方もいるかも!のパパ防災士牛尾さんです。

今回、選出にあたり、エンブックスさんにはレビュアーさんの情報はいっさいなしで読んで選んでいただきました。なので日頃お世話になっている忖度などはない選出です!
日頃から、色んな社会状況から「いかに子どもを守るか?」をテーマに活動していて、二児のお父さんでもある牛尾さん。このレビューがきっかけで新米パパさんが『なでてなでて』に出会ってくれたらうれしいです。

最後に、エンブックスさんのメッセージを。

そう、読者の声って、ほんとうに貴重で、励まされるものなのです。
今回は企画上選出という形をとりましたが、いただいたレビューはすべてうれしく、大切にします。
noteもしくはtwitterなどで、折にふれてご紹介していけたらと思っています。

ご参加いただいたみなさま、読んでくださったみなさま、ありがとうございました!

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