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ペットショップで22万から9万に値下げされた猫を見た日

飼っていた愛犬(柴犬)天国へ旅立ち早10年。

犬、飼いたい」と、思いつつ、精神的・金銭的に飼える環境にはならならなれないまま、今日を迎えている私が、何年かぶりにペットショップに入りました。

すごいですね。今の犬や猫の値段。
1匹たりとも、一桁万円台の子なんていない。
そして、10万円台の子もいない。

地元の大手ペットショップチェーンで、298000円~378000円
 ケージの中にいるのは、
  犬なら、ポメラニアン、柴犬といった小型犬ばかり、
  猫は、アメリカンショートヘアー、マンチカン。

そんな中で、9万円に値下げされた猫がいるわけで、柴犬も1匹は20万円前半に値下げされて展示されていました。

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この9万円に値下げされている猫、目つきがものすごく悪くなっていました。
もう、人間に興味も無くなっているようで、ほとんどこちらを見ないし、見ても人間と目を合わせません。
ケージが狭いから寝転がることができないようで、落ち着いて座れる場所を探してグルグル回って、バックヤードをのぞき込んで、またグルグル回ってました。

この店、犬猫の管理責任者があまりいい人ではないのだろうなと、勝手に思ってます。
数年前に行ったときは、成犬サイズになった柴犬が子犬展示用ケージにいたり、食糞しているマルチーズがいたり・・・それを見てから、この店に行っても犬猫コーナーへは行かなくなったんですよね。

そして、9万円になった猫をみた何とも言えない気持ちを引きづりながら、イオンの中にあるペットショップに行ってみたら、豆柴が55万円、他の犬猫も40万円から・・・。

ペットショップチェーンよりも、値段が20万円くらいちがう・・・犬猫の幼さも、イオンの中の方が幼い。
ビジネスの、売るための戦略を感じました。

こうして、2軒のペットショップをハシゴしたわけですが、どちらのペットショップもローンを組むのが前提なのか「ローンで購入できます」「月々○○○○円」と書いてありました。

確かに、55万円をポンっと払える人はそうそういないだろうけど、カード払いやローン払い前提のペット販売というのはいいのだろうか。

一括で買えない状況で飼うとしても、今の収入と今後必要になるエサ代や病院代を計算している人なら大丈夫でしょう。

ただ、癒しを求めるために、収入ギリギリのローン組んで、家族を迎えた結果、不幸になって人もいるわけで。

ブリーダーの飼育頭数の制限する法律がでているそうなので、これから先、ペットの値段は上がって、お店から、ペットを迎えるためのハードルは上がっていくのでしょう。

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