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第10回1月放送前記事  大人と成人〜ハタチになったら大人なの?〜

こんばんは!ライターのさらです🎄
師走もあっという間に過ぎ去り、まもなく新年を迎えようとしています。師が走るという言葉通り、私も猫の手も借りたいような12月でした。🐈
そして忙しい日が続くとイライラすることも… そんな時に「自分の機嫌を自分でとれるのが大人」という以前読んだ本の台詞を思い浮かべては、まだまだ自分の機嫌をとれない未熟さにがっかりすることもありました。

さて、これを読んでくださっているあなたは、どんな人が大人だと感じますか?「ケロケロ見聞録」1月放送をお供に、ぜひ一緒に考えてみましょう😆

1月放送前記事①

大人と成人 〜はたちになったら大人なの?〜

早速ですが、第10回1月放送のテーマはこちら!

「大人と成人 〜はたちになったら大人なの?〜 」

「ケロケロ見聞録」をお送りする学生団体「medien-lien」がTwitterで行ったアンケートによると<成人式に参加する意義>として、大人としての自覚(36%)、文化だから(33%)が挙げられ、意義はない・分からないと答えた方は23%でした。また、<成人年齢の引き下げに何を期待するか>という質問に対しては若者の積極的社会参加が41%、その他・特にないが34%、若者の自立・意思の尊重が24%でした。

これらのことに対し、今年度成人を迎える学生のつぐみれいやはどのように考えているのでしょうか?あと3ヶ月で学生生活を終えて社会人になり「大人」の階段を一歩上る、パーソナリティのとーこさきと共にお送りします!

1月放送前記事②


第10回放送のラインナップ

・成人年齢が引き下げられた!成人式に行って良かった?
・学生議論:先輩から新成人へ。成人とは、成人式の意義とは?
・学生議論:新成人から先輩へ。「成人」を迎えて変わったこと
・ポーロに教えて!(お便り)

番組を聞く前にケロッと予習〜ケロケロ辞典〜

<*1 成年年齢の引き下げ>

民法改正により2022年の4月から、成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられます。これにより、自分で契約を交わせるようになったり父母の親権に服さなくなったりと、自分で自分のことを決められる年齢が早まりました。近年、投票権年齢や選挙権年齢などが18歳に定められるなど国政上の重要な事項の判断に18歳、19歳の人も参加するための政策が進められてきた流れを踏まえ、市民生活に関する基本法である民法においても18歳以上の人を大人として取り扱うことが適当ではないかという議論がされるようになりました。
 (参考:法務省パンフレット

<*2 主権者教育>

戦後から一貫して国政選挙、地方選挙ともに投票率が下がり続け、とりわけ若年層においては3割台と、諸外国と比較しても若者の政治離れが顕著である日本の現状を踏まえ、主権者教育の重要性が再認識されています。特に18歳以上選挙権が導入された2016年の第24回参議員普通選挙以降は、高等学校での主権者教育も全国的に導入されるようになりました。主権者教育として、本物の投票用紙と投票箱を用意して行う模擬選挙が実施される学校も増えました。
 (参考:主権者教育推進会議「主権者教育について」

<*3 成人式の歴史>

日本の成人式の起源は奈良時代以降から続いた男子の元服、女子の裳着とされています。戦後の混乱期に未来を担う青年を励ますため、1946年に埼玉県現在の蕨市で開催された「青年祭」がルーツとなり現在の成人式の形となったと言われています。1998年の祝日法改正(通称ハッピーマンデー制度)で2000年より成人の日は1月の第2月曜日へと移動したそうです。
 (参考:経済産業新聞「成人式発祥の地、埼玉・蕨市で『成年式』」2018/1/8  )

<*4 成年年齢引き下げを受けての各都市の動き>

成年年齢の引き下げに伴い、成人式を実施するタイミングは各自治体に任せられるようになりました。「ケロケロ見聞録」をお届けしているLOVE FMがあるココ、福岡市では「18歳は大学入試や就職活動などの時期と重なり忙しいから」「これまで20歳を対象にしていたから」などを理由に、令和4年度以降も20歳を対象に「はたちのつどい」として成人の日記念行事を実施するそうです。
 (参考:福岡市「令和4年度以降の成人の日記念行事参加対象年齢について」
他にも、熊本市静岡市富士市唐津市など、これまで通り20歳を対象に記念式典を行う自治体が多く見られます。

1月放送前記事③

学生トーク

学生議論をチラッとお見せするこちらのコーナー👀
今回は、新成人の2人(つぐみ・れいや)の考える成人式の意義やイメージについて紹介します。

お酒を初めて飲んだ時に成人になったことを実感したというつぐみは、車を運転しているときに大人としての責任を感じると言います。れいやはクレジットカードをもったりひとり暮らしを始めたりした時に大人になったと感じたそうです。2人とも、高校生の時に主権者教育(ケロケロ辞典*2)の一環で模擬選挙を行ったことが印象に残っており、パーソナリティのとーこは「責任を感じるのは年齢という数字が変わった時ではなく周囲の環境が変わった時なのでは」と疑問を口にしました。

上記のように成人になったと実感する時はあるものの、成人式の意義(ケロケロ辞典*3)に関しては「思い浮かばない」「考えたことはない」と述べるつぐみとれいや。しかし、さきの「成人式は無くても良いのか?」という問いに対しては急に無くなるのは寂しいと感じると言います。これからの成人式の在り方として、つぐみは「成人となる年齢の18ではなく今まで通り20歳を迎えるタイミングで成人式や集いを行う(ケロケロ辞典*4)ことから通過儀礼としての意味合いは形骸化する一方で、友人との会話やこれからやりたい事を語り合う機会は設けられ続ける」と述べ、れいやは「成人式は通過儀礼として残っていく。今の数人の実行委員によって進められている体制から多くの人が自発的に関わって当事者意識を持って参加できるようにすべき」と考えます。

1月放送前記事④


既に「成人」であるあなたも、これから「成人」を迎えるあなたも、成人や成人式をきっかけに自分の人生について一緒に考えてみませんか?
「ケロケロ見聞録」第10回放送は1月2日(日)夜🌙10時からです🐸

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ぜひご覧ください🐸

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