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『すべての教育は「洗脳」である ー21世紀の脱・学校論』読了

堀江さんの本を読んで「教育」や「学校」のルーツ・・・国のために、優良な人材を育てるという目的があったことを知ることが出来た。

まるで時代遅れのようなその名残が、戦後今でも残っているという事実。教育という名の「洗脳」によって、ブレーキがかけられてきたこと。私の中にある“ 学校の存在意義 ”が揺らぎまくっている。教育とか学校の在り方、今の時代に見合ったものへ変えていく必要性があると感じさせられた。

第2章より

・G人材・・・世界規模“グローバル”を行動範囲とするG ・L人材・・・地元“ローカル”に根付くL ・N人材・・・国民国家のN(仮想敵がいないと生きられない)

現時点で私は、G人材やL人材、N人材の何処にも属していない。個人的にLとNは嫌だ。どちらかといえばG寄りかな?と思うけど、そこまでアクティブに行動しているわけでもない。とりあえず、自分のやりたいことや、大切にしていきたいものを理解していくことから始めていけばいいと考えた。

『学びとは「没頭」である』

脇目もふらずに没頭し、がむしゃらに取り組める体験のすべてが「学び」だと著者は述べている。「学び」と「お勉強」の捉え方が、私にとって良い意味で変わった。子どもの頃よりは、今の方が知らないことがわかる楽しさを体感している。それでも苦手な分野はあって投げだしそうになるけど、苦手なりに出来ることがあるかもしれない。没頭していいのだヾ(*‘ω‘ )ノ

以前読んだ本でもそうだったが、今回も「自由」とは何か…色々考えさせられた。


自分でルールを作る。自分で決めていくこと。自分で判断すること。

工夫を施すこと。実行していくこと。アセスメントしていくこと。

誰かのせいにしない。自分が責任を持つ。

これらをきちんと意識すると、その覚悟がまだ足りていないような気がしてならなくて、まだまだ尻込みしている自分がいる。うーん、ブレーキがかかりまくってるのがわかります。見えない不安におびえて、難しく考え過ぎている。

とてもシンプルな事なのに、それは簡単じゃないと思えてならない。覚悟を決めてからでなくても、まずはやってみるでもいいかもしれない。やりたいことがあるなら、まずやってみていい。うまくいかなくて失敗しても大丈夫。失敗から気づきや学びがある。これまでもそうだったじゃないか。

堀江さんの著書を手に取るのは今回が初めてだったので、機会があれば他の本も読んでみたい。

本日配信された「HSPのつながるラジオ」でも、日本の義務教育のことなどが取り上げられていたので、また理解が深まるきっかけとなりました!とても良くまとめられて紹介していたのでシェアします☆


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