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小さかった私へ⑫ 小学生編

小学1年生の担任は、自分の母親より年上の先生でした。


その先生とのやりとりで、忘れられない記憶がある。


放課後、私はなぜか先生と二人っきりで教室に居ました。

あまり覚えてないけれど、他にも誰かもう1人居たかもしれない・・・・



私は急にトイレに行きたくなり、とても我慢出来そうになかっていた。

トイレに行ってもいいかと尋ねるために

「先生、おしっこ…」と、私は先生に言いました。



そしたら、

先生は「それじゃダメよ」って私に言いました。



私は困惑した。('◇'`)

「え、 なんで? どうしよう・・・困るー!」

すごく焦りまくりました。



「漏らしてしまったら恥ずかしいし、いやだ~💦」


もう限界だぁ~と思って、

とにかく「おしっこ…」と、先生にアピールするんだけど「ダメ」のくり返し…



「こういう時はどう言うの?」と、先生は私に問うのです…



私は一生懸命考えるのだけど、

尿意が迫っているなかで、

冷静に落ち着いて考える事が出来ません。



5回くらいそんなやりとりをして、

先生は根負けしてしまったのか

「ハァ…もう行ってきていいよ」と言いました。


私はもうとにかく急いで、トイレに駆け込みました。


なんとか無事間に合って、安堵する私・・・


教室に戻ったら、先生にこう言われました。



「ぼっちぼちさん、こういう時はおしっこって言うんじゃなくて、「トイレに行ってもいいですか?」って言うんだよ。もう幼稚園じゃないんだよ、1年生でしょ」


・・・・・・だってさ。



「はい、ごめんなさい。わかりました」と、

その時私はそう言っていたかもしれない。



でも、内心はモヤモヤしていました。

そうだった、あの時すごいモヤモヤして、納得いかなかったんだ。

今まですっかり忘れていた。



だったら、最初からダメって言うんじゃなくて、トイレ行かせた後に言ってよ!!!( `皿´)



ていうか、トイレ行くのに、なんでいちいち先生に許可取らなきゃなんないの?前から疑問なんだけど、自由に行かせてよ!



今だったら、小さい自分に代わって、そう怒鳴って言い返してやりたいってなります。



あの時、めちゃくちゃギャン泣きして、

先生を思いっきり困らせて、

先生の事を悪者にしてやれば良かったな~と…


腹黒い私は、そう思います。



先生に反抗するとか、主張するなんて選択肢が、当時の私には全くありませんでした。



先生に叱られたくないとか思っていたのかな…?

先生には従わざるを得ないって。



つーか、こんな切羽詰まった状況で焦るし、冷静に何を言うべきか言葉を考えられるかってーの!



ほんと、もし漏らしちゃってたらどうしてくれるの!



…てかさ、もしトイレ間に合っていなかったらどうしていたんだろう?



小1にしたら、かなりきついショッキングな出来事になっていたかもしれません。



不本意にも、このことがクラス中に知れ渡ってしまったら、、、トラウマになっていただろう思います…。



もう幼稚園生じゃないけど、小学生ならこう言いなさいってなんなんだ?


粗相することよりも重要なのか??



この先生のこと、すごく嫌いだったわけではないのですが…

この件に関しては、今でもイラッとくる思い出です。

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