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ラインスタンプをつくってみよう2018秋(中編)

平成最後の秋、無職で暇なのでラインスタンプをつくってみることにしました。

▲経緯です


今回はその中編です。

まずご覧ください。

できてる!!!

チェケラ!

そんなわけで中編です。気付いたら冬になってしまいましたが、そこは忖度していただけますと幸いです。

⑤思いついた文言40個を、イラストラフに起こしてみる

所有デッキのキャラクター・おばけと油あげを駆使し(前編参照)、前回考えた文言40個をイラストラフに起こしてみました。

▲ラフ画

30分くらいですらすらかけました。
その理由ははっきりしています。キャラクターがアホほどシンプルだからです。

オキニはこれです。

▲ラーメン

ラフを描く時点で気をつけた点は、勢いと、自分が納得いくかどうかです。
28番の「あとでれんらくします」というスタンプは、当初「燃えさかる自宅の前に佇むおばけ」というイラストイメージだったのですが、家燃えてるのに連絡もクソもないな、という判断から「野犬に襲われるおばけ」になりました。まあ野犬に襲われていても連絡もクソもないですけど…。

あとおばけ、気をぬくとぜんぶ同じ構図になっちゃいがちなので、ねじったり色々しました。

▲わかりやすいねじりの図

細かい部分は清書時になんとかすればいいか…という気持ちで、ラフはささっと終わらせました。世の中すべて、終わらせることが大事なのです。

褒めてもらうために、Aさんにラフを送りつけます。


ラインスタンプに必要なのは、シンプルなキャラクターと心優しい他者です。

⑥iPadで清書

ここまでは言わば前座。ここからがラインスタンプの本域です。

ちなみに、Apple Pencilもといデジタルで絵を描き始めたのは先々週くらいからです。つまりズブの素人。レイアーとか乗算とか言われても??ハテ??という感じです。

そんなズブが使っているお絵かきソフトをご紹介します。

これです。
これ以外知らないので、もっと使いやすいものがあれば教えてください。

【ズブの素人伝授!ラインスタンプの作り方】

1)起動する。ここからすべては始まります。

2)まず新規作成をタッチ。ラインスタンプ用の1×1的なやつを選ぶ。

▲(×2)や(×4)との違いはわかりません

3)とりあえずカラーレイヤーというものを5つくらい増やす。

※レイヤーがなんなのかまだちゃんと分かっていないのですが、プレパラートを重ねていく感じだと思います。上に行くほどプレパラートの表面、下に行くほどプレパラート背面に行くようすです。なので上に線画を置いて、下に着彩をしていくと、色をつけても線画が消えません。どういうこっちゃ!

4)画像を取り込むを選択。ラフを取り込む。

↑この時、「線画にする」的なやつを選ぶと、一見そのまま線になってくれてハッピーなのですが、イラストがないところは透ける“透過”という状態にならないので、面倒くさくても「しない」を選んで、上からなぞりました。説明が下手ですね。

5)ラフの不透明度を低くして、上からなんとなくなぞる

※ラフの精度が低すぎて、正確になぞったところで歪さが際立つだけなので、新しく書くつもりで不透明度を20%くらいにしました。

6)なぞったらラフを見えない状態にして、いい感じか見る

▲絵が突然おばけに変わったのは気にしないでください

7)線も消して、一番下にあるレイアーを何色かで塗りつぶす。

※なぜ塗りつぶすかというと、背景が透明(白)だと、次の着色時にどこが塗りつぶせていないか分からないからです。絶対に他にいいやり方あります。

8)線を増やして、塗りつぶしたレイヤーのひとつ上のレイアーで、着色していく。

※まず塗りつぶして、そこから濡れていないところはペンで塗り直す。おばけの場合は、おばけシーツの白と足の肌色の、たった2工程です。

9)塗りつぶしたレイアーを見えない状態にして、いい感じか確認する

▲すね毛を忘れていますね

10)一番うえのレイアーで、文字を書きます。

11)そのひとつ下のレイアーで、上で書いた文字にちょっと白い部分がでるような感じにします。

▲これは悪い例です

※この工程の理由なのですが、ネットで調べたところ、文字の下を白くしとかないと、ラインで黒い背景画像を使っている人がいたら見えなくなっちゃうらしいです(ほんとか?)。わたしはいちいち文字の下をペンでなぞってましたが、スタンプ全部書き終わった後、絵かきの友人がもっといい方法を教えてくれました。でももう忘れました。

12)大体完成したら保存する

※保存し忘れても、アプリが親切に自動保存してたりして、ありがたかったです。noteみたいですね。

多分こだわり抜いて絵を書いている人が見たら「ふざけるな」と思う雑さですが、これで出来ます。

この12工程を40回繰り返すことで…

できあがりました。計ってないのですが、こんなんでも4時間くらいかかりました。
途中、40個作ったはずのラフが足りてなくて、「まじかよ」と呟きながら即席で新しいやつをつくるなどしました。こういうことは往々にしてありえますね。

舐め腐っていたので、最初はハンニバル(海外ドラマ)を見ながらやろうと思っていたのですが、ながら作業だと全然はかどらなくて、結果どっちも集中できず、ハンニバルの同じ回を4回見直すハメになりました。

あまりに長くなりすぎましたが、作画はこんな感じです。
後編では、申請方法などについて説明します。

(おまけ)

▲気前の良すぎるヒカキン

生活費にさせていただきます!