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新卒から1社18年目、モヤモヤに決別できた理由

こんにちは!運営兼キャリアサポーターの桐山です。
私は現在フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動しており、ミートキャリアの仕事を中心に、研修講師、セミナーのファシリテーションなど複数の仕事をしています。 ミートキャリアでは、主にオンラインイベントの企画・運営と、キャリアカウンセリングを担当しています。

ミートキャリアのメンバーがリレー形式でつなぐnote。
私のお題は「新卒から一社のみの経験でモヤモヤ」。
まさに新卒から18年勤める会社でモヤモヤしていた、数年前の私です。

今日はモヤモヤを抱えていた当時の私がどんな風に考え、行動して現在の働き方に至ったのかをお話ししてみたいと思います。
よかったら最後までお読みくださいね😊

※2023.6 桐山さんはミートキャリアでの業務を終了されました。記事は公開当時のものです。

夏休みが終わる夜、一睡もできなかった

私の特技は、おやすみなさいと言ったら数秒で眠りにつけること!
毎晩、家族の誰よりも真っ先にぐーぐー言っている私。

そんな私が、2019年の夏休みが終わる夜。新卒から入った会社で18年目を迎えた頃。
「あー、明日から仕事か〜 憂鬱だな〜 あの日常がまた繰り返されるのか…」「あっという間に子どもたちも大きくなってしまうのに、こんな風に日々を過ごしていて良いのだろうか」

そう考え出したら最後。なんと朝まで一睡もできなかったのです。
やばい、寝なきゃと思えば思うほど寝付けない。
その時思いました。

「もう限界かもしれない」

楽しかった20代、ワーママとして必死の30代、そして40手前

新卒で入った人材総合サービス会社。
配属先はまさかの「渋谷」。奈良県出身の私にとって、東京での仕事は毎日が新鮮で、同期も先輩にも恵まれ、毎日残業だらけだったけれど楽しかった。

20代後半で結婚・出産。
ワーママになってからは、とにかく一心不乱でカオス過ぎてほとんど記憶もないけれど、(笑)朝早く起きて、子どもたちの支度、保育園へ送って、仕事が終わったら保育園へ行き、夕飯を食べさせ、お風呂に入れて… 我ながらよくやっていたなぁと思う。
幸いなことに女性が多い職場で、私よりも先にワーママとして働いている人もたくさんいたので、いわゆる「マミトラ」に乗ることもなく、比較的順調なワーママ生活だった。
この時も、まさか自分が会社を辞める時が来るとは思っていなかった

30代前半で、夫の地元である静岡へ転居。
社内異動が叶ったため、転職することなく仕事は継続。
初めての車通勤、初めての車営業。子どもたちも保育園から小学生に。

外の世界を知ったことをきっかけに副業スタート

子どもの成長に伴い、以前よりも時間に余裕が出たタイミングで、兼ねてから取得したかった「キャリアコンサルタント資格」に挑戦。
参考書を読みながら寝落ちすることも多々あったけれど、見事一発合格!

その後、更にマンツーマンのセッションの組み立て方を学びたいと思い、コーチング講座へ通学。
ここで私は、普段接することのない、男女・年齢・職業問わず、さまざまな方に出会った。今まで、社内の人しか知らなかったけれど、世の中にはこんな風にフリーランスで働いている人や、面白いことをやっている人がこんなにたくさんいるんだ。
「個人で仕事をする」なんて特別な人の働き方だと思っていたけれど案外身近にいたんだなぁ

もしかしたら私にもできるのかもしれない。

その出会いがきっかけで、キャリアコンサルタントとして、小さく副業をスタート。

資格を取った当初は「社内で活かせたらいいな」という思いしかなく、まさか自分が社外で活動し始めるなんて思ってもみなかった。

はじめて個人で開催したワークショップ

ちょうど会社で仕事を続けることにモヤモヤし始めていた頃。
ドキドキしながら自分一人でキャリアのワークショップを開催したり、時にはキャリアコンサルタント仲間と一緒に企画したり。
会社員だけをやっていたら出会えなかったであろう人たちとの交流が楽しく、世界が広がってきた感覚もあった

そして…40歳手前。
ここで冒頭に書いた「夏休みが終わる夜、一睡もできなかった」に戻ります。

モヤモヤの末、退職を決意できた理由

新卒から長く勤め、好きだったしやりがいのあった仕事。
でも気づけば、だんだん会社が進む方向性と自分の進みたい方向性がずれてきていた。
定年まであと20年… このまま今の会社で今の仕事をしているイメージが持てない。
心からやりたいと思えていない仕事に、一日の大半を費やすのはもったいない

子どももあっという間に大きくなる。
自分の仕事に子どもたちを合わせるのではなく、子どもたちの生活に自分の仕事を合わせたい。
人生一度切り。
別の道に挑戦してみよう!!

18年勤めた会社を辞めると決断するのは、かなりの勇気が要ること。
それでも私が決断できたのは、自分の会社以外の世界を知り、色々な働き方を見ることができたから。
そして、小さく副業をはじめていたから。

会社を辞めたあと、どのように活動していくのか。
未知で不安なことも多かったけれど、一部はイメージが持てていた。
それはとても大きかったと思います。

同じような思いを抱えるあなたへ

今の会社をこのまま続けるのは何か違う。
新しいことに挑戦したい。でも勇気が出ない…。

そんな方は、まずは自分のいつもいる場所から、ほんの少し外の世界を味わうところから始めてみるのはいかがでしょうか?

自分の趣味でも良い、同じ属性の人と繋がるでも良い、SNSの繋がりでも良い。社内の別の部署の人と交流してみるのも良い。
以前からチャレンジしたかった資格の勉強でも良い。

そして今までの自分よりも、あともう一歩踏み込んでみる。
そうすることで、自然とその次の一歩が見えてくる。

キャリアの世界で、計画的偶発性理論という有名な考え方があります。

「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこう!」

私のキャリアは、まさにこの理論通り。自分が会社を辞めてフリーランスとして働き始めるなんて、数年前まで想像もしていませんでした。(さらに、ミートキャリアのようなスタートアップで働くことになるなんて夢にも思っていませんでした 笑)

そして、フリーランスになった後も、偶然の出会いによって新しい可能性が広がることを実感しています。

偶然の出会いをつかむために、あなたも一歩踏み出してみませんか?
自分にはどんな一歩ができるのか分からない。
踏み出す勇気がない。
ミートキャリアは、あなたのそんな迷いも含め、全力で受け止め、全力で応援します。

中学生と小学生になった子供たち
犬を飼うという決断も、思えばこのワークスタイルだからこそできたこと

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ミートキャリアの運営メンバーが、1人ひとりの実体験を元にキャリアへの想いを綴るメンバーnote。10人のリレー連載でお届けします。

キャリアのモヤモヤを抱えている方へ

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