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【ワーママの実録公開!】キャリアカウンセリングってどんなことを聞かれるの?話すの?(前編)

meetcareer(ミートキャリア)では働き方やキャリアのお悩みを抱える子育て中の人たちに、オンラインで行うキャリアカウンセリングを提供しています。興味はあるけど、実際にどんなことを聞かれるの?どんなことを相談しているの?と気になっている方も多いと思います。

そこで、今回は、実際にmeetcareer(ミートキャリア)でキャリアカウンセリングを受けた2児のママずぼらっ子さんのカウンセリング一部始終をご本人の了解を得て公開します!

当時ずぼらっ子さんは転職活動を始めたばかり。自身も子育て中の転職活動経験があるmeetcareer(ミートキャリア)のカウンセラーが、悩みを聞くことで自己理解を深めるお手伝いをしました。

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ずぼらっ子さんのプロフィル=当時
■年齢:37歳
■家族構成:家族は夫と子ども2人(7歳と3歳)
■主な職歴:大手小売業にて自社WebサイトやECサイトの運営・企画10年以上。2年前に保育園事情で転職し、現在はWeb媒体にてSEO記事の編集・ライターに従事(正社員)。
■キャリアのお悩み:今の職場が合わないと感じ、転職活動を始めた。
 ①Webディレクターまたは編集のどちらに進むか
 ②今後のキャリアの積み方

※一部情報を伏せています。ファシリテーターとしてミートキャリアの喜多村も参加しました。

今後のキャリアとしてWebディレクターか?編集職か?

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カウンセラー:ずぼらっ子さんは最近転職活動を始めたところなんですね。

ずぼらっ子:はい。まず経歴をお話すると、大手小売業A社で企業サイトやECサイトの運営を10年くらいやってきました。情報の更新、インタビュー、原稿作成、htmlコンテンツ作成、それから母の日などのイベントコンテンツの企画立案などにも携わりました。その間、2回の産休育休を取りました。
下の子は上の子とは別の2歳までの認可外保育園に入ったため、3歳以降に認可保育園に預けるためには、どうしても勤務時間を延ばす必要があったんです。それで泣く泣く転職をしました。その時に入ったのが今の会社で、全くの未経験でWeb編集の仕事に就きました。子育て系のWeb媒体で編集経験2年。編集業務としてはまだまだですが、コンテンツを作るのは面白いなと感じています。

カウンセラー:前職のWebディレクションや企画も面白かったし、現職のコンテンツを作るのも面白い。どっちがいいかな、と思っていらっしゃるんですね?

ずぼらっ子:コンテンツを作るという意味ではどちらも面白いと思っています。今37歳で、60歳までは仕事したい。今後のキャリアを考えたときにどっちを選んだら良いかなと。子育て中に新しいことやるのはインプットの時間が足りないから、未経験分野はいまは挑戦できないと思っています。

喜多村:なるほど。ご自分の気になる商材のWebディレクターの方がやりがいを感じるのかなという気がします。将来的なキャリアアップを考えても、ディレクションできる方が幅が広がりそうです。

ずぼらっ子:はい。ただ、子育てメディアにも興味があり、そこから離れるのはもったいないかもとも思っています。

喜多村:子育て商材でメディア以外のもの、例えば知育おもちゃとか、興味ありますか?

ずぼらっ子:あります。もともと衣食住が得意で子育ては意識してなかったんですが、子どもが2人産まれ、今の会社に入ったことで、子育てのテーマに興味が出てきました。

「子育てとの両立」「自宅寄り」+もう1つの条件

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喜多村:今一番気になっていることは何ですか?

ずぼらっ子:子どもが2人いて、上は小学校2年生。子どもが小学校に上がると、保育園時代より働きづらさを感じます。授業参観も中学生になったらもういいけど、今はまだ行きたい。自分のできるところまでは子育てに関わりたい。それを叶えられる働き方をしたい。あと今、神奈川県に住んでるんですが、都内の職場だと、通勤時間が長い分、勤務時間が減る。だから、なるべく自宅寄りで仕事をしたいなぁと。

喜多村:自宅寄り+子育てとの両立が叶う+やりたい仕事ですね?

ずぼらっ子:両立が叶う働き方はマスト。あと、ビジョンも重視します。事業内容や理念は共感できても、やり方や企業文化が自分に合わないと…。できればチームワークを重視する会社で働きたい。

カウンセラー:今はそうではない?

ずぼらっ子:はい、評価者サイドからするとそういう感じ。個人がどれだけ成果を上げたかを重視という感じです。

カウンセラー:大事にしたいことの1つが「チームワークがあるか」なんですね?

ずぼらっ子:はい。あと、やり方も「数字を上げるためにこれをやる」ではなくて、「ユーザーのためにこれが必要、その中で利益をあげるためにこうする」という考えの会社で働きたい。

カウンセラー:どういう組織かが大事ですね。それって、なかなか転職活動をしてても見えない部分ですよね?

ずぼらっ子:面接だけではわからないなと思います。例えば、今の職場は、みんな黙々と仕事している感じ。電話も鳴らないし、連絡事項も声を掛ければいいのにslack(※社内コミュニケーション用のチャット)で伝達する。それも苦痛だったりします。

カウンセラー:面接で執務室内を見せてくださいと言うのもと思いますよ。

「辞めてまでなぜ転職するのか?」を考えた方がいい

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カウンセラー:いつまでに転職したいとかありますか?

ずぼらっ子:早めにしたいです。

喜多村:今の職場が嫌ということですか?

ずぼらっ子:それに近いかも。元々居た子育て中のメンバーが退職して、今は若い人か、子どもが居ても家が近くてフルタイムで働けるメンバーが中心。私は今時短で働いているので、アウトプットの量に差が出ることを考えると、この会社にずっといるのは厳しいかなと。

カウンセラー:転職活動は、私もそうでしたが、体壊すくらいハード。厳選してやった方がいいと思います。現職に勤めながらの活動なので、辞めてまであえてどうして転職しなくてはいけないのか?を噛み砕いて考えた方がいいですね。

ずぼらっ子:それは企業から聞かれたときのためにですか?

カウンセラー:ご自身の納得感のためにも。同時に(複数社から)内定は出ないので、1社から内定が出たときにここで活動をやめて不満は解消されるか?を決めておかないと、決め切れなくなってしまう。今の会社の嫌なところ、良いところ、仕事探しで譲れないところをすべて書き出してみて考えておくといいですよ。(カウンセリング前編終了)

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カウンセラーとの対話を通して、自宅寄り+子育てとの両立が叶うという条件だけでなく、「チームワーク」「ユーザー視点」といった、ずぼらっ子さんが企業選びで重視したいキーワードも見えてきました。

この後、ずぼらっ子さんからは、今、編集職で受けている会社2社についての状況や気になっていることをお聞きしました。面接を受けたけれど、2社のうち1社は正社員での採用かどうかが分からない? Webディレクターへの想いはどうする? -後編はこちら


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ずぼらっ子さんのケースを読んで、「自分には編集やWebディレクター職のような専門スキルはないからなぁ」と思った方!meetcareer(ミートキャリア)のカウンセリングではどんな職種や経歴の方でも、経験やスキル、自分の悩みを改めてアウトプットすることで、強みや志向を整理し、自分の目指したい方向性を確認するお手伝いをします。
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