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国際ロマンスは時に「むらさきと言えないロシア人とその後」

むらさくパウダーの大好きなロシア人の彼とは
その後、少しの間お付き合いをしました。

しかしながら長く続きませんでした。
理由は、彼がひどいアルコール依存性であったことが原因にあります。

マッチングアプリは、たくさんの出逢いと
たくさんの経験を運んでくれます。
依存は様々な形で誰しも大なり小なりあると思いますが、彼は本格的な病気の状態で、初めて出会ったアルコール依存の人でもありました。

ロシアの人は、イメージ通りとてもお酒が強いなぁと感じていたぐらいで、私はすぐに気づかなかったんです。
恋は盲目フィルターがかかっていたのか…
ウィスキー瓶をラッパ飲みで
まるで運動のあと水をがぶ飲みするみたいに
彼はお酒をゴクゴクと飲みました。
うわぁよく飲むなぁ…🙉
と感じながらも、飲むと性格が強気に?おしゃべりになるなぁというぐらいにしか思っていませんでした。
付き合い初めたばかりの頃、彼との休みは毎週1日合うので、私としてはその日は必ず会いたいと考えていました。
他休みの1日は、自由に使える訳だし
この先ずっとかはわからないにせよ、
付き合いはじめはお互いをもっと知りたいから
少しでも一緒にいたいとも思いますよねー😳

しかし彼は休みの日はお酒が飲みたかったのです。

なので約束をドタキャンしたり、2~3時間遅刻するのは当たり前、半日すら一緒に居ることが叶いません。
彼はお酒の酔いがさめてしまうと飲みたくて我慢ができなくなってしまいます。
怒りっぽく落ち着きがなくなってしまいます。
何よりも困ったのは、本人がそれを認めないこと。
病院の話をした時は、すでに周りから何度も言われた話かのような使い慣れた言い訳で反撃してきます。
そんな時、あぁ、離婚の原因はこれだったんだな、と心から痛感したのでした。
まだ小さく可愛い子供が二人もいて離婚した理由はこれだと。

私は悲しさを押し殺して別れを伝えました。
「あなたが治したいと思った時いくらでも手伝いをします。そう思えたらいつでも連絡してください。私が出来るのはそれぐらいです。」

その後、時折酔っぱらいながらふざけたメッセージが届く事がありました。
またこれまでも酔っぱらって転んだりして大きなアザやケガをすることはありましたが、
今でもそんなことを繰り返しているようで
アザだらけの体を自撮りして送ってくることもありました。
どうにか心配して欲しくてかまって欲しかったんだと思います。
その度に、本当に助けが必要なことに手を差しのべなければ、よくならないと私自身にも言い聞かせました。

いろんな出逢いがあります。
学ぶことは多いです。
自分の人間力を試されるように感じる時もあります。

現在もなお、彼から「治したい」の連絡は来ていません。
良くなって欲しいと今でも心から願っています。

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