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〈妊活記録1〉初めての体外受精(採卵周期)

自然妊娠は難しいと知った

 2022年3月に結婚後、とりあえずブライダルチェック受けに行こうと決めて行ったのが6月のことです。
なんとなく、「私たちは大丈夫、問題なしという結果に違いない」と思っていましたが、結果的には男性不妊であることが分かりました。
子どもを望むなら体外受精(顕微鏡受精)しか方法がない、と言われたときの夫のショックを受けた顔は今でも忘れられません。

 加えて、私は子宮頸がんの疑いありで他病院で精密検査を受けて来てくださいと言われました。
これは、その後CIN2[中等度異形成]との診断で、定期的な経過観察するということで妊娠許可が下りました。(8月)

体外受精をしないと妊娠はできないのに、子宮頸がんの疑いで不妊治療が出来ない、この何もできない期間が2か月ほどありました。
もどかしい気持ちと、焦る気持ちと、とても不安定な気持ちで過ごしていました。

高度不妊治療の開始

2022年9月になり、体外受精を開始することができました。
4月から始まった不妊治療の保険適用を利用して、9/19からPPOS法で採卵周期に入りました。

D3に血液検査で採卵周期に入れるかどうかの判断があり、問題ないとのことで、自己注射と内服薬が始まりました。
その後、D9,D12に内診で経過観察しつつ、D15(10/3)に採卵日となりました。
超音波の確認によると、12個ぐらい採卵できるかなぁとのこと。(その他小さい卵胞が見えるが、こちらは採卵できるか微妙と言われていました)
また、採卵が近づくにつれてお腹の張りを感じるようになっていました。

自己注射(ゴナールエフ)

[血液検査]
D3 E2:40.1、LH:9.2、FSH:9.4
D12 E2:4,145

採卵日と採卵後の体調

採卵は、静脈注射を使ってするとのことで、1日仕事を休みました。
当日の流れは以下の通り

8:30 病院到着
8:50 着替え
9:00 点滴開始
9:20 麻酔、採卵
9:40 麻酔覚める(生理痛のような痛み)
10:30トイレに行く
10:45薬をもらう
11:00会計終了

体感的にはあっという間。
目を閉じて開けたら、すべて終わっていた。という感じでした。
寝ている間に鎮痛剤を入れていてくれたようで、想像していたよりは痛みがなくすこしホッとしました。
採卵数は20個とのこと、当日に教えてもらいました。

ひとまず採卵が無事終わったことにほっとして、帰ってからはずっと横になって休みました。

採卵した日の夜から、痛みがどんどん強くなってきました。
採卵日の次の日は普通に仕事だったのですが、背中を丸めてゆっくりしか歩けないぐらい、腹痛がありました。(背筋を伸ばすとお腹が突っ張るような感じがして激痛)
採卵日翌日にも休みを取らなかったことをとても後悔しました・・・。
採卵後1日目が1番痛みが強く、そのあと徐々に痛みはましになっていきました。採卵後5日ぐらいでほぼ痛みはなくなりました。

20個採卵でき、そのうち受精したのは15個でした。
D26で凍結確認のための診察を予定しています。

感じたこと

初めての採卵周期を終えて、身体的ダメージが予想以上にあるのだと思いました。(静脈麻酔をしたうえでの採卵だったので、術中の痛みはなかったのはとても有難かったです)
また、定期的に通院があることにより業務調整が必要になることや毎日の自己注射・投薬を忘れずに行うプレッシャーで、精神的にも追い詰められていたように思います。

採卵周期に入れるかどうか、採卵できるような卵胞が育っているかどうか、採卵前に排卵してないか、受精ができたかどうか等、1つずつ階段を上っていくような気持ちで、気持ちがずっと落ち着きません。(凍結確認を控えている今もその状態が続いています)

どうか1つでも多くの受精卵が育っていますようにと願いつつ、気持ちが落ち着かない日々はもう少し続きそうです。

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