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石州瓦のこと考えながら走ってました

年末とは思えない穏やかな天気だったので、のんびり走ってきました。暖かいし風もないし、海も穏やかだし、冬じゃないみたいで変な感じです。寒い年末は今後減っていく気がします。

今日は瓦工場の横を通るコース。江津市では石州瓦が作られていて、製造量は日本で2位だそうです。

瓦工場のある風景は好きなんですよね。中がどうなっているのかは知らないんですが、いろいろ想像しながら眺めています。

県外から来られた人に「この辺にくると赤い瓦の家がすごく多くなるんですね」とよく言われます。この赤い色は、このあたりでとれる粘土と県東部でとれる来待石の釉薬の組み合わせからくるものだそうです。なぜ県西部の粘土と県東部の釉薬が出会うことになったのかといった話も知りたいところです。

石州瓦の原料は、県西部で採れる良質な粘土と、松江特産の来待石からつくる釉薬(ゆうやく)です。それを1200度を超す温度で焼き上げると、独特の美しい赤い色が生まれます。

石州瓦の歴史は今から約400年前、江戸時代初期から始まっているとのことなので、これは大事にした方がいいですよね。勝手な想像ですが、今の人口減少を考えると瓦産業が今後どんどん大きくなることは考えにくいです。でも誰かがこの石州瓦の歴史は活かした取り組みを考えてるんでしょうね。瓦のイベントとかがあったら参加してみたいです。

天気が穏やかすぎたので、瓦のことなんかもいろいろ考えながら気分よく走ることができました。

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