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保育園の情報発信は園長の心構え論に通じるところがあるかも‼︎

今日はさくらしんまち保育園の小嶋さんに「保育園からの情報発信」についてZoomで話してもらいました。

今回の話のタイトルは「園児募集大作戦」。自分たちの保育を多くの人に知ってもらいたい、多くの親子に体験してもらいたいとの思いからつけられたタイトルです。保育園のことを知ってもらうために試行錯誤しながら具体的に取り組んでこられた内容を、惜しげもなく話してくれた贅沢な時間となりました。

見学申し込みの受付、見学者数の設定、見学時間、見てもらう場面、職員全員でどのように迎えるか、見学説明の台本作り、見学後のつながり作りの方法、つながりをいかに継続するか、バーチャル見学の実施、情報発信、GMB対策など、そんなやり方があったのか!と目からウロコの話が満載で、しかも自園でもすぐに実践できることも多くありました。今日聞いた人が各園の状況に合わせて実践し、それらを持ち寄って意見交換し合ってまた次の実践につなげるサイクルを作れるといいですよね。誰かがそんな機会を定期的に作ってくれるといいんですが。

園のホームページから見学の申し込みができるようになっています
園内見学の案内

園見学のあり方を工夫し、より多くの人にさくらしんまち保育園に興味を持ってもらおうと取り組みでおられる小嶋さんの思いを、今回はたっぷり聞かせてもらうことができました。「自園の保育を守っていくために、どんなに忙しくても園長が責任を持って園児募集をするべき」「その姿勢を保育者にも見せていく」「マウンティングは絶対にしない」「虐待や事故は絶対に起こさないと約束する」といった園長の心構えについて考えさせられる話でもありました。

保育園を探している人に何をどのように発信するかを考えることは、自分たちが行っている保育をどう言語化するか、どの場面を見てもらうとより分かりやすく伝えられるかを考えることです。それを繰り返すことは保育を振り返り、改善していくことにもつながるはずです。そのことに園長が責任を持って取り組むことは、保育園にとってとても大切なことです。私も自身のことを振り返り反省することができた、貴重な機会になりました。

今回は情報発信の話だけで時間いっぱいとなってしまい、園内での情報共有についての話をしてもらうことはできませんでした。小嶋さんもまた次の機会にでも!と言ってくれたので、次回を計画したいと思います。「情報の下の平等」を基本的理念として取り組んでおられるさくらしんまち保育園の情報共有の話は、情報発信と同じくらい多くの人が関心のある話だと思います。計画がまとまり次第おすすめしますので、興味のある方はぜひ参加してください!

最後にさくらしんまち保育園のyoutubeチャンネルのリンクを貼っておきます。こういう情報が当たり前のように溢れてきて、誰もが気軽にアクセスできるといいですよね。

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