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子供達に本当にして欲しいこと

英語塾オーナー兼インストラクターの野村です。英語を好きになってもらいたく、そして英語を通して子供達に自己肯定感や自信をつけ、子供達がより楽に、より楽しく生きていくお手伝いができれば嬉しいと思っています。

小5の時に、生まれたブラジルを離れ、日本語が話せないまま、日本で暮らすことになりました。性格も人見知りで、なかなか学校にうまく馴染めずにいました。意思の疎通ができない辛さ、みんなと違うという劣等感が強く、みんなみたいに"普通になりたい"と思いながら生きていました。そのうち、いじめにもあうようになり、そんな自分が惨めで、親にも誰にも心の内を打ち明けられずにいました。隠れて布団の中で泣いた日もたくさんありました。『私なんて何の為に生まれてきたんだろう?』『なんでみんなみたいになれないんだろう?』と自分を責めたり、死を考える日もありました。

学校がない日が嬉しかった。誰とも比較せず、何も気にせずに自分らしくいられた日。

そんな私も去年、40歳になりました。少しずつ色々な壁を克服しながら、今は楽しく生きています。人生の中で常に今が一番ハッピーに自分らしく生きれる術も身につけてきました。

塾に来る子供達を見ていると、生きづらさを感じている子が多いことにびっくりします。幼く苦しんでいた自分と重ねて見えてしまいます。子供達を苦しませている理由は様々ですが、子供達を取り巻く環境の中で生じる"比較"が悩みの種になっていることが多い様に感じます。同調圧力、親からの支配やプレッシャー、人間関係、劣等感などなど。ケースバイケースです。

しかし、みんな、自分の人生の主人公は自分であることを忘れないで欲しい。周りの尺度で生きるのでなく、自分の心の声を大切にしてねと伝えます。辛いことがあったら、一人で悩まずに相談してねと言ってあげるだけでも、子供達の表情がぱーっと明るくなります。私ももがき苦しんでいた当時、誰か、程よい距離の人に自分の気持ちを聞いて欲しかった。子供も大人も自分の気持ちに蓋をせずに生きていける世の中で有れば、世界も変わると思う。小さいことからでも良いので、自分の気持ちを大切にしながら生きましょう。生きるのは思っている以上に面白い!主人公は自分だよ!子供達には自分の心に素直に生きて欲しいと願う。

ハッピーであれば何でもできる😊

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