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娘への愛情から生まれた香り

1月1日は、フランスのファッションデザイナー。服飾と香水のメーカー「ランバン」(LANVIN) 創設者。ジャンヌ・ランバンが生まれた日。(1867年1月1日 - 1946年7月6日)

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グリーンビューティ®研究家の青木恵と申します。

ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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フランスのファッションデザイナー。服飾と香水のメーカー「ランバン」(LANVIN) 創設者。

パリ6区マザリヌ通り35番地に、コンスタン・ランバンとソフィー・デエの間に生まれた。11人兄弟の長女で、地元のフェリックス婦人用帽子店の見習いとして16歳で働き始め、スザンヌ・タルボットのドレスメーカーで、1889年にフォーブル サントノレ通りでランバンが有名になるまで修行を積んだ。

地元の婦人用帽子店の見習いとして16歳で働き始め、イタリア貴族のピエトロ伯爵と結婚し、2年後にマルグリートが生まれた。1889年、22歳の若さで、パリ・フォーブル・サントノーレ22番地に婦人帽子店をオープン。

愛娘のマルグリットに着せていた手製の子供服が顧客の評判を呼び、ファッションも手がけることになる。

1927年、愛娘のために作った香り、名香『アルページュ』が誕生。

『アルページュ』とは音楽用語の分散和音、アルペジオ。母親からプレゼントされた香水をそう名付けたのは、オペラ歌手になっていた娘のマルグリット(マリー・ブランシュ)だった。

香水『アルページュ』は、当時革新的だった合成香料アルデヒドを用い、ベルガモット、ローズ、ジャスミン、コリアンダー、ミュゲ(すずらん)、サンダルウッド(白檀)など、調香に用いられた60種類以上の香料の匂いが次々に登場しては、絡み合い、もつれ合い、魅惑的な香りの音楽を奏でてゆく。

そしてそれが女性の肌に触れると、より艶やかさを増し、6時間から7時間にわたって芳香が持続する。

調香師は、若き天才といわれたアンドレ・フレイス。ジャンヌが最もシックな色と考えていた黒色のボトルに入れられてリリースされた。そのボトルには、あの「親子服」を着た母親と娘を描いたイラストで装飾されていたが、母親はもちろんジャンヌ、娘はマリー・ブランシュだった。


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