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他人が描いた奇抜な絵を見て、自分がただの凡人と気づかされ限界を悟った後に訪れたうれしさとは?

ピクシブのR-18画像にて、とんでもないものを見てしまった。

「よくこんな世界、こんな発想が浮かぶなあ……」

縄で縛られた女の子でR-18画像だけど、
すごく芸術で性欲を満たすようなものではない。

性欲<芸術

自分は縄で縛られる女の子には興味などない。
たまたまある作品でキーワード検索をした際、
縄で縛られた女の子の画像があり、とても美しいと思った。

同時に悟った。

「ああ、自分は凡人なんだなあ」

◇凡人とオーラ

その絵にはオーラがあった。
売れるオーラとか、共感されるオーラとか、
絵なら即感動できるオーラだ。

その人を調べたら縄に縛られた女の子ばかり描いていた。
そんな情報を知らなくても一瞬で引き込まれる絵だった。

彼が何者かわからなくても、
見た瞬間に引き込まれてしまう作品を作る人に出会ってしまい、
僕が目指す一つの形でありながら、越えられない壁を目の当たりにした。

同時に気づいてしまう。

自分がいかにぶれっぶれなのか。中途半端なのか、ふわっふわなのか

「この人には絵の方面だと絶対に勝てないな」実感した。

※別の方面だと僕は勝てると思うが、
勝利敗北にかかわらずうれしさ悔しさはない。

◇何を僕は悟ってしまったのか?

僕がその絵を見たのち、その人のプロフィールからほかの絵を見ると、

「この人は縄に縛られた女の子を描くのが好きなばかりか、
好きだからこそ徹底的に研究しつつ、
日々違う『縛られた少女』を追求しているのだなあ」

「好きかつ追求しすぎた結果、変態の領域に入る」

好きなだけではないけない。

好きだからこそ追及するのだけど、
ただ自分の好きなものだけを追求するのではない。

昨日の自分が抱いていた思考を、
それまで持っていた常識や概念をひっくり返す、
自分の怠惰な姿勢にダメ出しを取る覚悟が必要である。

創造の本質をついていた。

自分がぱっと思いつく絵を形にするのでなく、
そこすら否定して「新しい概念」にたどり着くまで、
徹底して自分の内側と戦っていく。

自分の中にいる丹田にも汗をかかせ、
徹底的に追及していくさまが必要
だと実感した。

自分はどうだろうか?
何が好きなのか、そして好きなことに対し、
徹底して知恵と丹田に汗をかかせているのか?

その場で思いついたものを描いているだけではないか?

そこに自分の薄っぺらさを感じてしまった。

今日の記事は自己否定であり、
天才と凡人の差がはっきり分かった日でもあり、
絶望感に浸る一方、希望も抱いた。

◇絶望を体で理解するから希望が生まれる

僕は今日「越えられない壁」があると悟った。
僕が絵の世界に接していなければ、決して壁を抱かなかった。

ある程度絵を描いているなら「雲の上の人」程度で終わるものの、
絶望を至るほどの気持ちも抱かなかった。

絵を描いている、そして「手が届く範囲」と目を向けている。
自分にとっては「やり方、あり方」次第で手の届く範囲であり、
自分も変態なほど化ける領域に手が届くのではないか!

という意味で希望を抱く。

難しい表現だ。

その人と僕に「徹底的な崖」を感じ、
「どうやっても登れそうにない」と自覚する。

絶望を抱く一方で、

「はるかに高い崖の頂上にいる人を分析し、
自分の好きを追求し継続していけば、彼とほぼ同じ領域にたどり着ける」

同じ領域にたどり着く「必要事項」に気づいた。

今はどうあがいても無理だけど、時間がたてば必ずそっちに行ける。

もちろん、のぼるための技術や継続、
好きなことの追求と徹底した自問自答会議は必要だ。

絶望とは落ち込むための儀式でなく、
むしろ未知なる自分との出会いでしかない。

それにしても本当に自分の限界値が見えてしまった。

「お前がどれだけ手を伸ばして届く範囲はここまでな!」

うまく言葉にできないが気づいてしまった。

限界に気づけて自分はうれしいと心から思っている。


◇自覚できる=そのレベルにいる

自分が凡人であると、自分で気づく。

他人に言われて気づくのでなく、自分ではっきり悟らなければならない。
否定したい現実を目の当たりにし、愚痴をこぼしてはいけない。

受け入れがたい現実を認める。

認めるという事実こそ「あなたはそのレベルにたどり着く資格がありますよ」とメッセージをいただく。

世の中生きていると「絶対にこいつにはこの分野で叶わないな」と思うものに出会う。出会った後に否定するのでなく受け入れて、

「じゃあ自分はどの領域、どの分野を追求していくのか」と、試行錯誤していけばいいなと思った。

衝撃から数日たって改めて分析した結果を載せた。

越えられない壁に出会えて本当に幸せだ。

荒れから月日がたち、今度は鬼滅の刃if世界を描いたインスタフォロワーの絵を見て大きな壁を感じた……

支援していただきありがとうございます。支援は僕の作品作りを含め、子供へのお小遣いや楽しいことに貢献します。ありがとうございます