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【デザイナーの世界観】 旧軽井沢 KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン

つい最近、マリオットが展開するトリビュートポートフォリオコレクションのホテル(日本ではひとつだけ)について書きましたが、今回はヒルトンが展開するキュリオコレクションのホテル(こちらも日本ではひとつだけ)について✨

旧軽井沢 KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン(2018年開業)

1979年に建てられた旧軽井沢ホテルがリノベーションされたものだけど、古さを感じさせないことがとにかく驚きのホテル。敷地に車で乗り込んだ瞬間から始まるザ・スモールラグジュアリーの世界観✨

東急不動産がこの物件を取得するにあたって何度も旧ホテルを訪れたとき「築年数に対しての傷み具合が全然ひどくないこと、細部に至る豪華な建築」に感心したそうだけど、まさにその通り!

最近立ち上がっているスモールラグジュアリー建築とは一線を画すしっとりと落ち着いた重厚な雰囲気は、潤っていた70年代に建てられた建物だからこそ。その建物の素晴らしさを損なわないよう手を加えたそうで、ぱっと見ると真新しいインテリアに目を凝らして眺めると見えてくる年代を感じるあれこれ。そして、その重厚な建物に相応しい、接遇にも重厚感が漂うスタッフの方々✨

テーマカラーを決めてインテリアのアクセントにするのは橋本由紀夫さんならではなのかな?旧軽KIKYOはその名の通り桔梗カラーがメイン✨ 京都のギャリアもメインの赤に対して緑をとても効果的に使っているという感じだったけど、ここは桔梗カラーに対して柿色というか渋いオレンジが一対になって使われているのがとても素敵(トップの写真で確認してみて)。

軽井沢本通りすぐだから、いったんチェックインしてしまえば何もかも徒歩圏という最高の立地✨ そんな場所にあってして、全50室あるお部屋のほとんどが40平米以上とゆったり広々。中庭に臨む大きな窓から見る木々の青さはもう最高で「いま軽井沢にいる!」という感慨にどっぷり浸れて、部屋から出たくなくなる😂

ただ、ちょっとトリッキーな客室タイプ。プレミアムルームコートヤードスイートをひと部屋ずつ予約したら、隣合わせの客室(つまりビューはほぼ同じ)で、内装の木材や色味が違うだけ😅 公式サイトにはトップに載せた写真がスイートとして掲載されているけど、私がチェックインしたときはプレミアムルームとして通された部屋もこの内装(壁の軽井沢彫はプレミアムが桔梗色でスイートは茶色だった)。

ちなみに値段にすると約1.3倍ほど高くなるスイートは建具なんかの木材がプレミアムとは違っていて、部屋に入ってすぐのところにどーんとあるクローゼットの木材が違うのは、たしかに印象は変わるかも。ただ、どちらもベッドルームとリビングエリアを引き戸で仕切れるスイート仕様だから、プレミアムで十分なんじゃないかと思っちゃった😅

部屋数が少ないからこそ繁忙期は争奪戦になるけど(いつも急に旅の計画を立てる私が悪い😅)天井が高くてバルコニーもついていて、お値段も控えめな40平米のデラックスルームに泊まってみたい✨ そのためにも冬の軽井沢デビューしようかな?


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨