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再訪したいホテル⑨ THE HOTEL HIGASHIYAMA

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではないくらいホテル好きの私が、行きたいホテルに1泊ずつ泊まるだけでも予算のやりくりが大変だというのに「また行きたい!」と思ってしまう罪なホテルを紹介しているシリーズ。

THE HOTEL HIGASHIYAMA by Tokyu Hotel(2022年開業)

蹴上から東山に続く通り沿いにある、一見マンションのような外観のホテル。東急といえど京都市内に9つものホテルが。余談ですが、ヒルトンが展開するハイエンドホテル、ROKU KYOTOも東急グループが運営✨

客室はスーペリアプレミアムエグゼクティブに加えてスイートが4種類。スイートは全て5階、エグゼクティブは4階と、ここまでは分かり易いのだけど、スーペリアとプレミアムの違いがいまいちつかめず(コーナーだったり少し広かったりの違いかも)。

温泉ではなく温浴のみにはなるけど、スパ(お風呂)が貸切利用できるのは嬉しい。せっかく ”茶香炉からほのかに香るお茶の香りに包まれる広々とした癒しの空間” と謳うリビングエリアまであるなら、せめてソファが欲しいところだけど😭 料金は60分5000円からで、宿泊者専用。

そんな THE HIGASHIYAMA の個人的な推しは、祇園辻利がプロデュースした Tea&Bar Sarei という喫茶ラウンジ。ロビーエリアの一角にあって、ちょっとほの暗いカウンターから眺める中庭の緑が美しいこと✨ 清水寺から高台寺、八坂、知恩院と北上するルートの〆にもってこい。この中庭、かなりの広さがとられていてガーデンチェアとパラソルも設えられているから、お風呂上がりに風に当たりながらのんびり夕涼みも。

レストランはひとつしかないけどコスパ最強。和食とフレンチのフュージョン的なナナノイチ、コースが3800円からというランチタイムは地元の方々で満席になることもあるというのが頷ける充実の内容。来月1周年を迎えることから、7月限定のお得なメニューも登場するそう✨

絵付陶芸和菓子づくり唐紙摺りなどのアクティビティも充実しているし、ブティック Craft Editions には京都ならではの品物が並んでいて、派手さはないけど ”京らしさ” をじっくりかみしめられるはず。個人的には LinNe というブランドのおりんに感動。音もさることながら、その見た目の美しさに思わず買いそうに(衝動買いをするには躊躇する価格だったけど、思い返すとやっぱり欲しい)😆

「いいホテルだな」と思うとき、そう感じる因子はホテルによって千差万別。立地や取り組みなんかのわかりやすいものだけでなく、なんとなく相性がよく思えたり良い氣を感じたり。スタッフの方の気配りが秀逸だったり、はたまた、他のゲストの方が素敵な雰囲気だったり。ここは、そういう言葉で説明するのがちょっと難しい、なんとなく「ああ、いいホテルだな」と思う、そんなホテルでした✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨