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【思い出 Wednesday】 マリーナベイ・サンズ

毎週水曜日は過去に訪れたホテルの中から思い出に残っているものをピックアップして記事を書いています✨

マリーナベイ・サンズ(2010年開業)

言わずと知れた、米ラスベガス・サンズの巨大カジノリゾート。以前、記事にしたことがあるマカオのザ・ヴェネチアンをはじめアジアにも数々のカジノリゾートを所有。そういえばコタイにパリジャンマカオがオープンしたとき、その外観を模したエッフェル塔のスワロフスキー置物をいただいたのに、カジノもサンズグループのホテルもとんとご無沙汰で、エッフェル塔ホテルも行かずじまい😢 

シンガポールのチャンギ空港にあるテーマパークのような一角を設計したことでも有名なイスラエルの建築家、モシェ・サフディさんによる唯一無二にしてスケールも壮大なマリーナベイサンズ。

建物全体を引きでおさめた写真からは想像できないほどの実際のスケールは、中世の一国なら軽くおさまってしまうんじゃないかと思うほど。みっつのタワーに分かれた客室数の多さもさることながら、直結しているカジノやショッピングモールはちょっとした城下町。高級メゾンのお店をはじめ、博物館劇場、各種アート展示パビリオン室内スケートリンクにサンズといえばの運河などなど、2〜3泊ではとても全てを堪能できない💦

リーマンショックで開業が1年遅れたうえに、オープン間もない頃は世が不景気だったせいで、今では考えられないほど充実の特典がつめこまれたバーゲンプランがわんさとあって、記録のためにも一例を公表すると、ラウンジアクセスのついたクラブルーム(朝食つき)に空港とホテル間のハイヤー送迎、モールにある有名店のペアディナーレイトチェックアウト、そして100SGD分のクレジットがついて2泊で15万円ほど。

あの有名なインフィニティプールの反対側にクラブラウンジがあって、そのテラス席は本当に最高。のんびり朝食を摂ったら、そのままお茶をしたり、気が向けばプールで泳いだり。

設計には著名な風水コンサルタントも参画しているせいか、良い氣を感じる、個人的にかなり好きなホテル。上にいくほど狭くなっていくタワーの構造は、上層階の客室ほど窓際をひとめ見るだけでそうと分かる特徴的な構造だし、わざと取り入れられた傾きのせいなのか、見た目もとても美しい✨

ただし、その斬新なデザインと風水の要素を取り入れることに固執したせいで日系の建設会社は請負を辞退したというし、建設した韓国の会社はつぶれてしまったし、新たな棟の建設や客室の改装が予定されているらしいけど、本当に安全が確保されているのかは・・未知数😅

安全面はやっぱりちょっと不安だし、昔に比べて宿泊レートはあがっているのに混雑具合はひどくなっていると聞くベイサンズだけど、新しい客室がお目見えしたら絶対また行きたくなるんだと思います😆


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨