美は細部に宿るじゃないけど、ホテルのすごさは細部に顕れるのも事実。というわけで、日曜日は見逃してしまうような”ホテルにまつわる小さなこと”に着目して記事を書いています✨

著名建築家ホテルの記事にもしたことがある、ハイアットリージェンシーからリブランドされた THE BASICS FUKUOKA の客室洗面ボウルが、なんとビレロイ＆ボッホ😍 

パブリックエリアにあるお手洗いでは時おり見かける陶器のボウル、客室にまで設えられていることに歓喜。照明やファブリックなんかの内装にこだわった客室はたくさんあるけど、水回りまで徹底してお洒落なことに脱帽。

ハプスブルク家御用達の磁器からスタートしたボッホがライバルのビレロイと手を組むことで長い歴史を誇っているビレロイボッホ。歴史が長すぎて、そして複雑なヨーロッパの事情もあって、ドイツ製と言っていいのかフランス製というべきなのか・・（シンプルに言うと知らない😅）。

身近な食器と違って水まわり製品は気軽に買うものじゃないだけに、こうして数日だけでも自分の空間として利用できることが至福。そして、こういうことがホテルの醍醐味✨

トップの写真にしたのが過日に泊まったエピソード３という客室。美しい陶器の洗面ボウルをはじめ艶消しのゴールドで統一された水栓まで、全てがお洒落なうえにかなりのスペースが割かれていたウェットエリア。

逆にベッドエリアは少しタイトにも感じたけど、ゆっくりするのはラウンジがあるから、これくらいがちょうどいいバランスだったのかも。

昔から所有物が増えるのが好きではなくて、だからシェアリングエコノミーという考え方がポピュラーになってきたのはすごく嬉しいし、ホテルが好きなのも最大のシェアだと思っているから。特にインテリアのアイテムは、そう簡単にほいほい買ったり捨てたりできるものではないから、こうして数日だけでも我が物顔で使えて返せる（ここが重要！）なんて最高なこと。

次はスラヴィアクリスタルの洗面ボウルを設えているお部屋なんかに出会えないかな〜（こういうことを言っていると、偶然が起こるから人生って奇跡の連続ですよね）✨

・トップの写真は公式サイトのものを利用しています