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【江戸時代の美術にどっぷり浸る】 ポルトムインターナショナル

どことなく無国籍な香りがする国際空港の中にあるホテル。今回は、そんな ”何処でもない特別さ” を漂わせている不思議な雰囲気があるホテルについて✨

ポルトムインターナショナル北海道(2020年開業)

コ口ナで富裕層が挙って集まったとかいう北海道。私にとっては飛行機に乗って行く時点で海外も同然という気持ちになるけど、パスポートや手続き不要なのに異国感が楽しめるっていいですよね。

そんな北海道の玄関口は新千歳空港にあるホテル!飛行機から降りて、空港から出ないでホテルに直行。船でチェックインするホテルならぬ、飛行機でチェックインするホテル😆

ものすごくアートにこだわっているホテルで、全ての客室には葛飾北斎さんのオリジナル版画が。なんと171部屋ある客室に同じものはひとつとないんですって!

客室には北斎漫画、宿泊者専用ラウンジは伊藤若冲さんの作品、ロビーエリアはまた別の日本人作家の方の作品という感じで、江戸時代に活躍したクリエイターの作品を集めていて、それぞれの個性を際立たせつつ江戸の世界観が表現されている感じがしてタイムトリップ気分。

アートツアーの代わりに客室内のタブレットで作品についての解説も見られるみたいで、まさに美術館ホテル✨ ライブラリーにも関連書籍が豊富に揃っているらしいから、自分なりの印象を持った上に知識がつけられて造詣も深められそう。

客室は驚きの広さで、最もリーズナブルなスーペリアルームで43平米。それ以外はスイートタイプ。スイートは内装も料金も部屋によりけりだけど、雑誌で紹介されていた、めちゃめちゃ素敵そうな数寄屋スイート250平米(トップの写真にしたもの)はお値段も飛び抜けていて、私が調べた日程だと50万円ほど。

この部屋に泊まるのは夢のまた夢だけど、床から浮いているかのような数寄屋造りの和室が作品のごとく中央に鎮座した客室はまさに芸術的で、こんな日本美術と日本建築に浸れるなんて想像しただけで垂涎もの。

このホテルでは最下位タイプということになっているけど、43平米といえば普通は準スイートクラス!スイートのように客室にこそ専用温泉はひかれていないけど、温泉は大浴場でも十分楽しめます✨ スイートが50万円ほどした同じ日程でスーペリアは3万円ほど。安く感じる数字マジック😅

北海道への旅で絶対に初日か最終日に宿泊しようとリストに入れている、このホテル。サイトからして独特の世界観を放っていて、見ているだけで刺激的✨ 北海道旅行の最終日に江戸時代へちょっと寄り道・・なんていかがでしょう。


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨