遅ればせながら復職に向けて手帳を買った。

春らしい、だけれど落ち着いた、マスタードイエロー。
プライベートの予定はスマホのカレンダーに書いているので、手帳を使うのは約2年ぶり。

まっさらな手帳を持って、会社のキックオフMTGに参加。
会議室に座っている顔ぶれを見て、ホッとする。ホッとした自分にもホッとする。

平日だったので息子を連れて行った。
私の居場所だけれど、私たちは異物である。落ち着かない感覚。
2.5次元にいるような・・・ありがたいお話の間、息子は寝てくれた。感謝。

5月の復帰が決まりました。
緊張も不安もあるけれど、その時になればなるようになる気がしてきた。
この感覚を知っている。実家に帰った時と、そこから自宅に帰る時だ。

独身の頃、社会人になっても実家に帰ると私は「子ども」だった。
一人で出かけるお金を持った子ども。家の中に入れば、守られる存在。大学で上京してから一人だったけれど、高校までとなんら変わらない。

そして、実家から自宅に戻ると、「大人」になる。誰の庇護下にもいない、自分で立って、自分を守らないといけない大人。

実家が遠方なこともあり、飛行機に乗るのが、このスイッチの切り替えだった。

さて、会社に行くには電車で30分。毎日スイッチを切り替えないといけない。
でも、それさえできれば、ママの私と働く私、そしてどちらの役割でもない私、全部持てる気がする。

そう言い聞かせて、心の準備を進めていきます。