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#ファーストデートの思い出 トンネルを抜けたら・・・

ファーストデートの思い出。そもそもファースト彼氏は・・・と言う所から思い出してみたら・・・何だかポエミーな記憶が蘇ってきたので、晒してみようと思う。

高1だった。季節は覚えていない。
部活命で恋愛に興味がなかった私が付き合ったきっかけは「何だか可愛そう」だった。彼女の相談に乗っていたら、振られてしまい、慰めるうちに・・・と言うありがちなパターン。

ファーストデートは、短いドライブだった。放課後、学校まで車で迎えに来てもらって(といって、彼も高校生だったはず・・・と言うことは高3?)海辺まで出かけた。

結果的に1ヶ月足らずでお別れしたことを考えると、好きだの惚れたのはなかったのだと思う。けれど、断片的な記憶は少女漫画のよう。私をヒロインにしてくれた。

知り合いに見つからないようにこっそり車に乗り込んだ。

海が見える駐車場でファーストキスをした。私は飲まない甘ったるいミルクティーの味。

帰り道、トンネルを抜けて街中に戻った途端、さっと冷めた温度。可愛そうと思って付き合ったくせに、もっと可哀相なことをしてしまった。

このnoteを書くまで、名前すら忘れていた。今頃どこで何をしているんだろう?私は幸せです。あなたもそうでありますように。

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