Serverless Days Tokyo 2019/Workshop01(AWS Presents)参加レポートあるいは反省

はじめに

 この記事は、ServerlessDaysTokyo2019でWorkshop01(AWS Presents, Battle against Massive Load using Your Super Sonic Lambda Function!)に参加した際のレポートです。(※まだ他の地方で同じ内容のワークショップの開催があるため、ワークショップの内容に関しては深く書いていないです。)

誰が開催しているのか

 ServerlessDaysTokyo2019自体は、Serverless Community(JP)が開催しています。ワークショップに関しては、AWSやMicrosoftなどのサーバレスサービスを担いでいる企業の方や個人の方がサーバレスに関する知見を広めるために開催されてました。中でも自分が参加したWorkshop01はAWSに関するコンペ大会でした。会場は、DMM.comさんのイベントスペースで行われてました。ついでですがこんな可愛らしいドーナッツも配布されてました。

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オープニングセッション

 オープニングセッションでは、Serverless Communityに関する紹介がありました。なんと東京はServerlessのカンファレスの開催回数で世界一だそうです。日本ってサーバレスに関するコミュニティ活動は盛んなようです。

カンファレンスだけでなく、ワークショップをやる理由としてはただ聞くだけだと理解できないことが多く実践することで技術を身につけてほしいという思いがあるようです。確かにカンファレンスに参加しただけだとすぐに試してみることは時間が経つごとに面倒になってしまうので良い試みだと感じました。自分個人としてはワークショップに全然通用しなかったことで、もっと勉強しなければという思えたのでよかったです。(かなり緊張したので疲労感は強かったですが…)

イベントの参加者は、ワークショップ個別だと大体20~30人ぐらいで全体だと100人ぐらいはいたかなという感じでした。

ワークショップ

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事前説明が終わるといよいよワークショップの開始です。20~30分ほど資料の共有や説明が最初に行われるとすぐに設計の検討や実装に移ります。詳細は省くのですが大体以下のような内容でした。

・三人一人組みでのチーム戦
・AWSのサーバレスサービスを使ったコンペ(EC2などは禁止!)
・大量のデータが与えられた際の処理速度を競う
・設計や実装方式は上記の条件に当てはまれば自由
 (ベースとなる実装はなし)

自由度はかなり高い内容だったので、設計の検討を最初に行ってから実装に入りました。最後までかなり時間を使ってがんばったのですが、自分のチームは得点を出すことができませんでした。反省については下の方で別に書きます。最終発表段階でも得点をあげられたチームは1/3もいない印象で内容のレベルは高いように感じました。
最後の成績発表で1位から3位に入賞した方には、Kindle FireやAmazonギフト券などが配られていました。

反省と今後の展望

レベルが高いワークショップには感じたのですが、自分の至らなさについても痛感するようなイベントでした。特に以下の点を感じました。

・実装速度が遅い(基本的な操作でも調べながら実装している)
・AWSの各種サービスでのテストが身についていない(すぐに使えない)
・サービス間でのイベントや繋がりに関しての理解が浅い

実装など進める際に一回ごとに簡単な挙動でも確認してから書くので、実装が遅くなってしまいました。最近はJavascript/Typescriptの勉強をしているので、勉強している言語関しては基本的なデータ操作などは実装を繰り返して常に実装速度のパフォーマンスが出せるようにしたいです。とりあえず今読んでる本が終わったらまた何かサービスを作ってみよう。

後AWSのサービス自体は知っていても、どんなレスポンスが返ってくるのか内容を理解していなかったので無駄に時間を浪費し、足を引っ張ってしまったこともありました。AWSはサービス数が多いですが基本的に使うものは10~20程度に絞られると思うので、サービス間の連携ぐらいは抑えたい…

反省ばかりだとかなしいのでよかったところあげるとすれば、初めて会う方相手でも正直実装でわからない部分に関しては助けを求めることはよかったかと思います。

事前に感じてたように、力不足を痛感するイベントでした。自分の将来像としては、全体的なアーキテクチャの設計だけでなく実装に関しても自分で高速にできることを求めているのでこれから邁進していきます。ネタバレになるのであまり深くはかけませんが、今回うまくできなかった実装の一部はどこかで振り返って記事にします。

疲労感は多かったですが、なぞの緊張感を持ってイベントに参加できたことで自分の振り返りにもなったので良いイベントだったと思いました。運営の方々開催していただきありがとうございます。

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